
2005年「キャデラック・ヴィッラ」。欧州におけるベルトーネの関連報道は、大半が黄金時代といえる1960~80年代の作品を紹介しているので、筆者はここ約10年のコンセプトカーを振り返ろう。
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2005年「キャデラック・ヴィッラ」。欧州におけるベルトーネの関連報道は、大半が黄金時代といえる1960~80年代の作品を紹介しているので、筆者はここ約10年のコンセプトカーを振り返ろう。
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2006年「スアーニャ」。前年に発表された「フィアット・グランデプント」をベースに、若者にも手が届きやすいオープンを提案した。
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2007年「フィアット・バルケッタ」。「フィアット・パンダ100HP」を基に、往年のイタリア製小型オープンをイメージした。
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2009年「マンティデ」。ピニンファリーナから移籍したジェイソン・カストリオータが手がけた唯一のコンセプトカー。しかも発表が恒例のジュネーブショーではなく上海ショーだったことから、ベルトーネ作品のなかでは、民主党政権時代の自民党総裁(?)のような特殊なポジショニングが漂う。
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2010年「アルファ・ロメオ・パンディオン」。2010年、新生「スティーレ・ベルトーネ」として、ジュネーブショーに2年ぶりの復帰を果たす。マイケル・ロビンソンのもとで製作された初の作品。
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創業99年目の2011年に作られた「ジャガーB99」。デザインは、ジャガーへのラブコールの意味が込められていたが、採用には至らなかった。
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2012年創業100周年を記念して、2代目オーナーの名前を冠した「ヌッチオ」。マイケル・ロビンソンのもと、1970年「ストラトス・ゼロ」をはじめとする往年のコンセプトカーのエッセンスを取り込んだ。
『第342回:波乱のベルトーネ、トルコ企業が救済か?』の記事ページへ戻る