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2012年3月に世界初公開され、日本では2013年2月に発売された「ボルボV40」。これまでにも安全装備の強化やシャシーチューニングの変更といった改良が施されてきた。
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「V40 D4 SE」のインテリア。今回の新型車導入では、各種情報検索や天気予報、グローバルラジオなどのサービスを提供するアプリ「SENSUS CONNECT」の採用もトピックとなっている。
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内外装の仕様については、ガソリン車との大きな違いはなし。テスト車の内装色は、「ブロンド」と「チャコール」のツートンカラーとなっていた。
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クリーンディーゼル車であることを示す「D4」のエンブレム。新開発のディーゼルエンジンは、他のボルボ車のパワーユニットと同じく、シュブデのエンジン工場で生産される。
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190psの最高出力と40.8kgmの最大トルクを発生する「V40 D4 SE」。燃費は20.0km/リッターとなっている(JC08モード)。
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「D4」と呼ばれる2リッター直4直噴ディーゼルターボエンジン。過給システムには、大小2基のボルグワーナー製ターボチャージャーを採用している。
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トランスミッションはアイシン・エィ・ダブリュ製の8段AT。後進を除くすべてのギアでロックアップ機構を働かせるなど、燃費の改善が図られている。
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「V40 D4 SE」を運転する著者。
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「V40」シリーズにはモデルに応じてチューニングの異なる複数のシャシーが用意されており、「V40 D4 SE」には快適性を重視した「ツーリングシャシー」が用いられている。
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メーターはデジタル式で、3種類のデザインの中から表示の選択が可能。クルーズコントロールの作動状況や、制限速度などといった交通標識の表示機能も備わる。
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ステアリングホイールに装備されるシフトパドル。「SPORTモード」選択時に操作するとマニュアルモードに入り、「+」側のパドルを長押しすると解除される。
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タイヤのサイズは205/50R17。テスト車は「ピレリ・チントゥラートP7」を装着していた。
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「V40 D4」には3種類の走行モードが用意されており、「ECO+モード」を選択すると、車速が7km/hを切るとエンジンを停止する停車前アイドリングストップ機能や、中・高速走行時のエンジンブレーキを抑制する「ECOコースト機能」が作動する。
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ボルボのディーゼル車が日本に導入されるのは、1980年代前半に「240」や「760」にディーゼル車が設定されて以来のことで、およそ30年ぶりの“復活”となる。
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他のボルボ車と同じく、充実した安全装備も「V40」シリーズの特徴。自動緊急ブレーキや前走車追従機能付きクルーズコントロール、車線逸脱警報などの機能が備わる。
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「V40 D4 SE」のラゲッジルーム。リアシートを分割して格納できるほか、床下にも収納スペースが設けられている。(写真をクリックすると、シートの倒れる様子が見られます)
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ボルボV40 D4 SE
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