東京オートサロン2016会場フォトリポート/チューナー編(後編)
2016.01.22 画像・写真880台も展示車両があると、1日では見て回るだけで精いっぱい。興味を覚えたモデルについては、出展者にじっくり話を聞いてみたいとは思うが、時間が限られているので、そうもいかない。ということで、ここに紹介するモデルついて読者諸氏が「もっと知りたい!」と思うこともあるかもしれないが、そこはご勘弁いただきたい。(文と写真=沼田 亨)
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1/20旧車のエンジンスワップを得意とするロッキーオートの「R3000GT」。ご覧のとおり「トヨタ2000GT」のレプリカだが、独自のラダーフレームシャシーにオリジナルを3Dスキャンしたボディーを載せ、パーツはすべて新規製作。
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2/20「R3000GT」のリアビュー。エンジンはトヨタ製2JZ-GE(3リッター直6 DOHC)を搭載。ちなみにすでに30台のオーダーが入っているが、うち3割ほどの注文主はオリジナルの「2000GT」のオーナーとのこと。
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3/20「R3000GT」のインテリア。インパネもそれ風で、独特のステッキ型パーキングブレーキも再現。AT仕様でオートエアコン、パワステ、パワーウィンドウを装備。
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4/20オートサロンを黎明(れいめい)期から支えてきた老舗チューナーであるRE雨宮の「雨宮スーパーシャンテ13B NA」。RE雨宮の名を広めた、360cc規格時代の軽乗用車「マツダ・シャンテ」にロータリーエンジンをブチこんだ「雨宮シャンテ」を35年ぶりにリメイクしたモデル。
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5/2013Bペリフェラルポートのロータリーエンジンを積んだ「スーパーシャンテ 13B NA」の、迫力満点のリアビュー。
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6/20現行「トヨタ・クラウン アスリート」をベースとするBLACK-PEARL~Complete~の「ハイパークラウン・クロスボーン」。その姿は近未来SF映画の劇用車風とでもいうべきか。
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7/20リアも凝った造形を見せる「ハイパークラウン・クロスボーン」。
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8/20同じくBLACK-PEARL~Complete~の、こちらは先々代180系「クラウン」がベースの「スーパークラウン・クロスボーン」。
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9/20WiZ国際情報工科大学校の、その名も「デンジャー・アンビュランス」。1988年「日産キャラバン」(E24)のルーフを10インチ(約25cm)チョップしてローダウン。こんな救急車に乗せられたら、助かる命も助からなくなってしまいそう。
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10/20「デンジャー・アンビュランス」のパワーユニットは、「日産シルビア」などに搭載されていたSE20DET(2リッター直4 DOHC ターボ)をミドシップ。荷室右側に医療機器のように収まっているのはエアサス用のタンクなど。
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11/20BALLY HOOの「コンセプト・マンタレイ」。「ルノースポール・スピダー」をベースに、マンタレイ(イトマキエイ)をモチーフに造形。随所に織り込まれた複雑な面構成が特徴とか。
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12/20「コンセプト・マンタレイ」のリアビュー。たしかにエイの雰囲気だが、マッハ号のようなイメージも感じられる。もっともマッハ号も2代目「シボレー・コルベット スティングレイ」(C2)を参考にしている節があるので、不思議はないのかもしれない。ちなみにスティングレイとはアカエイである。
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13/20ホシノインパルの「インパル・セレナ・プレミアムバージョン」。老舗インパルの製品だが、マスクがレクサスのスピンドルグリル風に見えてしまうのは筆者だけ?
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14/20注目のニューカマーである新型「マツダ・ロードスター」。それだけに出展台数は多かったが、AIMGAINの「GTロードスター」は大胆にもオーバーフェンダーをビス留めしてワイルドな雰囲気に仕立てている。
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15/20Heart Up World KOKOROの「KOKORO テスラ・モデルS」。テスラは何台か出展されていたが、この個体はオリジナルのエアロキットを装着。ボディーカラーは仏壇を思わせる黒と金、コンパニオン嬢も純和風というより外国人がイメージするキモノ姿という感じで、ちょっぴりミステリアスな雰囲気。
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16/20フリースタイルのブースに飾られていた、チーム鉄板の初代「トヨタ・ソアラ」(Z10)をベースにした名称不明のマシン。モチーフはご覧のとおり旧日本軍の戦闘機で、つや消しの汚し塗装仕上げによって妙にリアリティーの感じられる姿となっている。
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17/20そのリアビュー。引っ張りタイヤにツリ目のチェリーテール(初代E10「チェリー クーペ」用のテールランプを斜めに取り付け)、ブタケツローレル(2代目C130「ローレル」)用サイドマーカーランプなど、往年の街道レーサーの定番手法も散見される。
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18/20毎回、露出度の高い衣装をまとったコンパニオン目当てにカメコ(カメラ小僧)が殺到することで有名な、カスタム用ペイントのエキスパートであるAIWAのブース。開催初日の朝一番のショーでも、この盛況ぶり。
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19/20背中に刺さるカメコの視線を感じつつ、ステージ上で撮ったAIWAのお姉さん方。クルマは「C3」こと3代目「シボレー・コルベット」。
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20/20今回の衣装は、スリットの入ったロングのシースルーだった……。