旧車と夜景と桜が共演! 「西武園G.P.」の会場から
2017.04.11 画像・写真2017年4月8日、埼玉県所沢市の西武園ゆうえんちで「西武園G.P.」が開かれた。これは毎年秋に「熱海HISTORICA G.P.」、冬に「谷保天満宮旧車祭」を主催している旧車クラブ「オートモビルクラブジャパン(ACJ)」と西武園ゆうえんちのコラボレーションによるイベントである。西武園では7年前より、秋から春にかけて、夕刻から園内をイルミネーションで飾るイルミュージュというアトラクションを実施している。一方で、園内に約1000本、周辺に約3000本の桜が咲き乱れる花見スポットでもある。その花見の時期に合わせて、桜とイルミネーション、そしてクラシックカーの3つをコラボしようというのが、「西武園G.P.」なのだ。2013年に始まって5回目という今回は、約50台のACJ会員の愛車が午後5時に西武園の西口ゲート前に集合。1時間ほどそこに車両を展示した後、うち20台が園内に入り、営業が終了する午後9時まで展示された。桜とイルミネーションが醸し出す、幻想的な雰囲気の中にクラシックカーが入り込んだ、一風変わった情景を紹介しよう。(文と写真=沼田 亨)
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1/142017年4月8日の午後5時、西武園ゆうえんちの西口ゲート前におよそ50台の参加車両が集まった。
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2/14辺りがだいぶ暗くなった午後6時近くになって、参加車両のうち20台が園内に入り、「シボレー・コルベット スティングレイ(C2)」を先頭にゆっくりとパレード風に走行。
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3/14ハードトップを装着した「MGB」に続くのは初代「ランドローバー・レンジローバー」。
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4/14「ピニンファリーナ・スパイダー」(初代「フィアット124スパイダー」の最後期型)と「フィアット・バルケッタ」。新旧(旧旧?)フィアットのオープンスポーツが行く。
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5/14先頭から「オースチン・ミニ マークI」風の「ローバー・ミニ」、「スバル360ヤングSS」、そしてコードナンバーC107の「メルセデス・ベンツSLC」。
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6/14イルミネーションのトンネルを抜けた、しんがりの「フィアット500F」。
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7/14決められた展示スペースに駐車するため、列をなして順番待ちをする参加車両。
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8/14アルミボディーを持つ英国製クラシック風スポーツの「パンサー・カリスタ」。
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9/14「MGA」に初代「トヨタ・セリカ1600GT」が続く。
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10/14「ダイハツ・ミゼット」。後ろは「フィアット500」をベースとする「アウトビアンキ・ビアンキーナ カブリオレ」。
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11/14新車からの「多摩55」ナンバーを付けた「日産スカイライン2000GT」。
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12/14「シボレー・コルベット スティングレイ(C2)」。後方に見えるのは大観覧車。
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13/14園内の一角に展示された参加車両。
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14/14見事にライトアップされた桜。