-
1/7F1第8戦アゼルバイジャンGPを制したレッドブルのダニエル・リカルド(写真右から2番目)、2位に終わったメルセデスのバルテリ・ボッタス(同左端)、3位に入ったウィリアムズのランス・ストロール(同右端)。(Photo=Red Bull Racing)
-
2/7レッドブルは、金曜日の2回のフリー走行でトップと好調なスタートを切ったが、2台ともウオールにヒット、またメカニカルトラブルに見舞われるなど順風満帆というわけではなかった。予選でクラッシュし10番グリッドからスタートしたリカルド(写真)は、ブレーキに付いた破片を取るために緊急ピットインしたことで17位まで落ちるも、次々と脱落するライバルたちを尻目に順調にポジションを上げ、ついにはトップへ。2016年マレーシアGP以来となる今季初勝利を手にした。再スタートでウィリアムズの2台を豪快に抜いて見せ場もつくった。(Photo=Red Bull Racing)
-
3/7メルセデスのボッタス(写真)は、予選でチームメイトのルイス・ハミルトンに0.434秒ものギャップを築かれ2位となり、力の差を見せつけられた。レースではオープニングラップでキミ・ライコネンと接触、最下位まで落ちたが、セーフティーカーのおかげでラップダウンを解消することに成功。荒れたレースで表彰台まで挽回し、最後はストロールをゴールライン直前でオーバーテイク、2位の座を勝ち取った。(Photo=Mercedes)
-
4/7先輩のリカルド(写真左)に教わった「シューイ」で自身初表彰台を祝うウィリアムズのストロール(同右)。カナダの大富豪である父親の後押しで、中堅ウィリアムズチームに巨額のマネーを持ち込んだ18歳の新人は、当初は度々経験不足を露呈し周囲の気をもませたが、前戦の母国カナダで初入賞を果たすと、アゼルバイジャンでは初めてチームメイトのフェリッペ・マッサを上回る予選8位を獲得。そしてレースになると2位という思いもよらぬ好位置でスポットライトを浴びることになった。最後にボッタスに抜かれ3位となったが、それでもプレッシャーに屈することなく走り切れたのは立派だった。(Photo=Red Bull Racing)
-
5/7予選4位から、スタートで2位。ベッテル(写真)のレースは悪くはなかった。しかしセーフティーカーラン中、コーナーからの立ち上がりで加速が鈍かった首位ハミルトンに追突、その後に見せた「怒りの体当たり」はいただけなかった。スチュワードに危険なドライビングと判断され10秒のストップ&ゴーペナルティーを受け、結果4位。ハミルトンがわざと急減速した、と主張しているが、この点については特に審議されてはいないもようだ。(Photo=Ferrari)
-
6/7圧巻のポールポジションからレース序盤をリードしたハミルトン(写真)。ベッテルに追突され、さらにはヘッドレストが浮いてしまうというめずらしいトラブルもあり、最終的に5位でレースを終えた。これまでタイトルを争うベッテルとは友好的な関係にあったが、果たして……。(Photo=Mercedes)
-
7/7ホンダのパワーユニットの交換により、レース前からグリッド降格が決まっていたマクラーレン。フェルナンド・アロンソ(写真)は予選を16位、ストフェル・バンドールンは19位で終えるも、40グリッドダウンのアロンソは最後列の19番グリッドから、35グリッドダウンのバンドールンはアロンソのひとつ手前からスタートすることに。レースでは上位勢の脱落にも助けられ早々に入賞圏内に駒を進めたアロンソが9位でゴールし今季初入賞、バンドールンも12位完走。マクラーレンは、唯一の無得点チームという汚名を8戦目にしてようやく返上できた。(Photo=McLaren)

bg
自動車ニュースの新着記事
-
フェラーリが往年の名車「F40」をイメージしたワンオフモデル「SC40」を発表NEW 2025.10.21 伊フェラーリは2025年10月17日(現地時間)、同社のスペシャル・プロジェクト・プログラムにより製作されたワンオフモデル「フェラーリSC40」を発表した。往年のスペチアーレ「F40」を思わせるデザインが採用されている。
-
BYDがBEV「シール」の一部仕様を変更 後輪駆動車は500万円を切る新価格にNEW 2025.10.21 BYDオートジャパンは2025年10月21日、電気自動車「BYD SEAL(シール)」の一部仕様を変更し、新価格を適用すると発表した。後輪駆動車は500万円を切る価格となる。同年10月30日に販売を開始する。
-
トヨタが新型クロスカントリーモデル「ランドクルーザー“FJ”」を世界初公開 2026年に発売を予定NEW 2025.10.21 トヨタ自動車は2025年10月21日、新型クロスカントリーモデル「ランドクルーザー“FJ”」を世界初公開した。「悪路走破性と機動性」と「コンパクトだからこその気軽さ軽快さ」を両立させたモデルで、日本での発売は2026年の年央を予定している。
-
【F1 2025】第19戦アメリカGPでフェルスタッペンが独走で今季5勝目 ノリス2位、ピアストリ5位でチャンピオン争いは三つどもえの戦いに 2025.10.20 F1世界選手権第19戦アメリカGP決勝が、2025年10月19日(現地時間)、アメリカはテキサス州オースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(5.513km)を56周して行われた。レースの結果とポイントランキングを報告する。
-
【SUPER GT 2025】第7戦オートポリスで山本尚貴/牧野任祐組のNo.100 STANLEY CIVIC TYPE R-GTが今季初勝利 CIVIC勢は表彰台独占 2025.10.19 2025年10月19日、国内最高峰レースであるSUPER GTの2025年シーズン第7戦が大分県のオートポリスで開催された。GT500クラス、GT300クラスともに、その結果を報告する。
新着記事
-
NEW
トヨタ・カローラ クロスGRスポーツ(4WD/CVT)【試乗記】
2025.10.21試乗記「トヨタ・カローラ クロス」のマイナーチェンジに合わせて追加設定された、初のスポーティーグレード「GRスポーツ」に試乗。排気量をアップしたハイブリッドパワートレインや強化されたボディー、そして専用セッティングのリアサスが織りなす走りの印象を報告する。 -
NEW
SUVやミニバンに備わるリアワイパーがセダンに少ないのはなぜ?
2025.10.21あの多田哲哉のクルマQ&ASUVやミニバンではリアウィンドウにワイパーが装着されているのが一般的なのに、セダンでの装着例は非常に少ない。その理由は? トヨタでさまざまな車両を開発してきた多田哲哉さんに聞いた。 -
2025-2026 Winter webCGタイヤセレクション
2025.10.202025-2026 Winter webCGタイヤセレクション<AD>2025-2026 Winterシーズンに注目のタイヤをwebCGが独自にリポート。一年を通して履き替えいらずのオールシーズンタイヤか、それともスノー/アイス性能に磨きをかけ、より進化したスタッドレスタイヤか。最新ラインナップを詳しく紹介する。 -
進化したオールシーズンタイヤ「N-BLUE 4Season 2」の走りを体感
2025.10.202025-2026 Winter webCGタイヤセレクション<AD>欧州・北米に続き、ネクセンの最新オールシーズンタイヤ「N-BLUE 4Season 2(エヌブルー4シーズン2)」が日本にも上陸。進化したその性能は、いかなるものなのか。「ルノー・カングー」に装着したオーナーのロングドライブに同行し、リアルな評価を聞いた。 -
ウインターライフが変わる・広がる ダンロップ「シンクロウェザー」の真価
2025.10.202025-2026 Winter webCGタイヤセレクション<AD>あらゆる路面にシンクロし、四季を通して高い性能を発揮する、ダンロップのオールシーズンタイヤ「シンクロウェザー」。そのウインター性能はどれほどのものか? 横浜、河口湖、八ヶ岳の3拠点生活を送る自動車ヘビーユーザーが、冬の八ヶ岳でその真価に触れた。 -
第321回:私の名前を覚えていますか
2025.10.20カーマニア人間国宝への道清水草一の話題の連載。24年ぶりに復活したホンダの新型「プレリュード」がリバイバルヒットを飛ばすなか、その陰でひっそりと消えていく2ドアクーペがある。今回はスペシャリティークーペについて、カーマニア的に考察した。
注目のキーワード
注目の記事
-
この冬注目のオールシーズンタイヤと最新スタッドレスタイヤをwebCGが独自にリポート。 特集
-
ルノーは燃費だけのハイブリッドはつくらない。最新の「ルーテシア」をドライブした。 特集
-
圧巻のタフネスとキャパシティー。MTBのトップライダーを支える「ディフェンダー130」の活躍に迫る。 特集
キャンペーン・お得な情報
週間アクセスランキング自動車ニュース
-
ホンダの「スーパーカブ110」「クロスカブ110」シリーズが新価格に 2025.10.16 自動車ニュース
-
ホンダが原付一種の新たな区分基準に適合する新型バイク4モデルを発表 2025.10.16 自動車ニュース
-
トヨタはセンチュリーとレクサスの新たなコンセプトモデルを披露【ジャパンモビリティショー2025】 2025.10.15 自動車ニュース
-
NEW
トヨタが新型クロスカントリーモデル「ランドクルーザー“FJ”」を世界初公開 2026年に発売を予定 2025.10.21 自動車ニュース -
スズキが「ジムニー」「ジムニー シエラ」を仕様変更 ACC搭載とともに価格アップ 2025.10.15 自動車ニュース