-
1/8F1第9戦オーストリアGPを制したメルセデスのバルテリ・ボッタス(写真右から2番目)、2位に入ったフェラーリのセバスチャン・ベッテル(同左端)、3位に終わったレッドブルのダニエル・リカルド(同右端)。(Photo=Red Bull Racing)
-
2/8抜群のスタートでトップを守ったボッタス(写真先頭)。後続ではトロロッソのダニール・クビアトに端を発するクラッシュで、フェルナンド・アロンソやマックス・フェルスタッペンが早々に戦列を去った。(Photo=Red Bull Racing)
-
3/8自身2度目のポールポジションを獲得したボッタス(写真中央)は、自身初のポール・トゥ・ウィンを達成。チャンピオンシップでもランキング2位のハミルトン(同右)の15点差、ポイントリーダーのベッテル(同左)に35点差まで迫ってきた。(Photo=Ferrari)
-
4/8予選では0.042秒差でボッタスに負けたベッテル(写真)。レースでもトップのボッタスに後れをとったものの、終盤になると猛チャージをかけ、0.6秒差まで追い詰めた時点でチェッカードフラッグが振られ2位となった。ランキングで2位のハミルトンは、ギアボックス交換のグリッド降格で8番手スタートから4位。これでベッテルのリードは20点に拡大した。(Photo=Ferrari)
-
5/8チームの名を冠したサーキットで、レッドブルはメルセデス、フェラーリに後れをとった。オランダから応援団が大挙してやってきたマックス・フェルスタッペンは、5番グリッドからスタートの混乱に巻き込まれリタイアを喫するも、前戦アゼルバイジャンGPで今季初優勝をあげたリカルド(写真)は、4番グリッドからスタートで3位に上昇。終盤はハミルトンの猛攻にあうもなんとかそのポジションを守り切った。これで5戦連続の表彰台となる。(Photo=Red Bull Racing)
-
6/8ホンダが待望の改良型“スペック3”エンジンを投入してきたマクラーレンは、初日のフリー走行でトップ10に顔を出すなどポジティブな感触を手にした。しかしフェルナンド・アロンソのパワーユニットに不具合が見つかり、アロンソはアゼルバイジャンまでの“スペック2”に戻して残りの週末を戦うことに。予選でアロンソ12位、ストフェル・バンドールン(写真)は13位。レースではトロロッソのダニール・クビアトのクラッシュに巻き込まれたアロンソが早々にリタイア。バンドールンは終始ポイント圏外を走り、1周遅れの12位完走。(Photo=McLaren)
-
7/8アゼルバイジャンGPでライバルのハミルトンに体当たりしたベッテル(写真)。彼の30回目の誕生日でもあった7月3日、国際自動車連盟(FIA)は追加的なペナルティーを見送る決断を下したが、レース中に科された10秒のストップ&ゴーペナルティーでは軽すぎるのでは、という意見も聞かれた。なおF1には一般の運転免許証のような「ポイントによるペナルティー制度」もある。前戦の一件でポイントを3点追加されていたベッテルは、仮にオーストリアGPで3点上積みするような事態になると、規定の年間12点に達し、1レースの出場停止となってしまう可能性があったが、ことなきを得た。(Photo=Ferrari)
-
8/8マクラーレンを常勝チーム、そして高級自動車メーカーにまで育て上げたロン・デニス(写真)が、マクラーレン・グループの株式をすべて処分し、6月末に正式にマクラーレンを去った。1980年に同チームに加わってから、37年間で158勝と17ものタイトルをもたらし、ニキ・ラウダ、アラン・プロスト、アイルトン・セナ、ミカ・ハッキネン、ルイス・ハミルトンというチャンピオンを誕生させた、マクラーレンの成功の立役者。近年、ともに強豪チームを築いてきた共同オーナー、マンスール・オジェらと意見が対立し、自らの「帝国」から追い出されるかっこうとなってしまった。F1を象徴する人物が、またひとり姿を消した。(Photo=McLaren)

bg
自動車ニュースの新着記事
-
【F1 2025】第16戦イタリアGPでフェルスタッペンがポールから今季3勝目、マクラーレンの2台を下すNEW 2025.9.8 F1世界選手権第16戦イタリアGP決勝が、2025年9月7日、イタリアのアウトドローモ・ナツィオナーレ・モンツァ(5.793km)を53周して行われた。レースの結果とポイントランキングを報告する。
-
「トヨタGR86」に300台の限定モデル「RZ“イエローリミテッド”」が登場 2025.9.5 トヨタ自動車が「GR86」に特別仕様車「RZ“Yellow Limited(イエローリミテッド)”」を設定。販売台数300台の限定モデルで、イエローのボディーカラーや、黒と黄で仕立てられたインテリアが特徴。ブレーキやサスペンションも強化している。
-
「スバルBRZ」の特別仕様車「STI Sportイエローエディション」登場 2025.9.5 スバルは2025年9月5日、FRスポーツカー「スバルBRZ」の特別仕様車「STI Sport YELLOW EDITION(イエローエディション)」を発表した。300台の台数限定販売で、同日から同年10月5日の期間中に全国のスバル販売店で抽選の申し込みを受け付ける。
-
100台限定! 「ディフェンダー」に冒険心をかき立てる特別仕様車が登場 2025.9.4 ジャガー・ランドローバー・ジャパンが「ディフェンダー」に特別仕様車「トロフィーエディションキュレーテッドフォー ジャパン」を設定。専用のカラーリングや、オフロードやアウトドアで役立つ機能・装備が特徴となっている。
-
「ボルボXC60」にブラックのアクセントカラーが映える特別仕様車 2025.9.4 ボルボ・カー・ジャパンは2025年9月4日、ミッドサイズSUV「ボルボXC60」に特別仕様車「XC60ウルトラB5 AWD Dark Edition(ダークエディション)」を設定。同日、販売を開始した。
新着記事
-
NEW
MINIジョンクーパーワークス コンバーチブル(FF/7AT)【試乗記】
2025.9.8試乗記「MINIコンバーチブル」に「ジョンクーパーワークス」が登場。4人が乗れる小さなボディーにハイパワーエンジンを搭載。おまけ(ではないが)に屋根まで開く、まさに全部入りの豪華モデルだ。頭上に夏の終わりの空気を感じつつ、その仕上がりを試した。 -
NEW
第318回:種の多様性
2025.9.8カーマニア人間国宝への道清水草一の話題の連載。ステランティスが激推しするマイルドハイブリッドパワートレインが、フレンチクーペSUV「プジョー408」にも搭載された。夜の首都高で筋金入りのカーマニアは、イタフラ系MHEVの増殖に何を感じたのか。 -
NEW
商用車という名の国民車! 「トヨタ・ハイエース」はなぜ大人気なのか?
2025.9.8デイリーコラムメジャーな商用車でありながら、夏のアウトドアや車中泊シーンでも多く見られる「ハイエース」。もはや“社会的インフラ車”ともいえる、同車の商品力の高さとは? 海外での反応も含め、事情に詳しい工藤貴宏がリポートする。 -
フォルクスワーゲン・ゴルフRアドバンス(前編)
2025.9.7ミスター・スバル 辰己英治の目利き「フォルクスワーゲン・ゴルフ」のなかでも、走りのパフォーマンスを突き詰めたモデルとなるのが「ゴルフR」だ。かつて自身が鍛えた「スバルWRX」と同じく、高出力の4気筒ターボエンジンと4WDを組み合わせたこのマシンを、辰己英治氏はどう見るか? -
ロイヤルエンフィールド・クラシック650(6MT)【レビュー】
2025.9.6試乗記空冷2気筒エンジンを搭載した、名門ロイヤルエンフィールドの古くて新しいモーターサイクル「クラシック650」。ブランドのDNAを最も純粋に表現したという一台は、ゆっくり、ゆったり走って楽しい、余裕を持った大人のバイクに仕上がっていた。 -
BMWの今後を占う重要プロダクト 「ノイエクラッセX」改め新型「iX3」がデビュー
2025.9.5エディターから一言かねてクルマ好きを騒がせてきたBMWの「ノイエクラッセX」がついにベールを脱いだ。新型「iX3」は、デザインはもちろん、駆動系やインフォテインメントシステムなどがすべて刷新された新時代の電気自動車だ。その中身を解説する。