「マクラーレン・セナ」発表会の会場から
2018.05.22 画像・写真伝説のF1ドライバー、アイルトン・セナの名を冠したスーパースポーツ「マクラーレン・セナ」が日本上陸。東京・芝の増上寺で披露された。会場の様子や、機能美あふれるセナのディテールを写真で紹介する。
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1/30「マクラーレン・セナ」の発表会場となった増上寺の境内に並べられた、マクラーレンの市販モデル。写真左から「570GT」「570S」「720S」「570Sスパイダー」「540C」。
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2/30発表会場には、車名「セナ」の由来となっているレーシングドライバー、アイルトン・セナのレーシングスーツやヘルメットが展示された。
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3/30アイルトン・セナのヘルメット。1993年のオーストラリアGPで優勝した際、着用していたもの。
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4/30発表会の冒頭、大倉正之助氏による「能楽囃子大倉流大鼓」が披露された。
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5/30500台限定で生産される、スーパースポーツ「マクラーレン・セナ」。邦貨にして1億円を超える高価格ながら、すでに完売となっている。
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6/30エアロダイナミクスが徹底的に追求された「マクラーレン・セナ」。250km/h走行時のダウンフォースは、800kgに達するという。
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7/30発表会では、マクラーレンのアジアパシフィック担当マネージングディレクターを務めるジョージ・ビッグス氏が登壇。「『スポーツシリーズ』の販売台数が世界第3位である日本は、極めて重要な市場といえる」などとコメントした。
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8/30今回は、マクラーレンのエンジニアリングデザインディレクターであるダン・パリー-ウィリアムズ氏も来日。発表会において、「マクラーレン・セナ」の技術的ハイライトを解説した。
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9/30ボディーサイズは全長×全幅×全高=4744×2051×1229mm。左右のドアは跳ね上げ式となっている。
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10/30「マクラーレン・セナ」のキャビンは「モノケージIII」と呼ばれるカーボン製モノコックで構成されている。
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11/30カーボンファイバー製のレーシングシート。シートシェルの重量はわずか3.35kg。
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12/30シートはワンピース構造。レーシングスーツを着用して乗車した際の放熱性も考慮し、適所に肉抜きが施されている。
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13/30コックピット周辺部も、カーボンの素材がむき出しになっている。
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14/30下端がフラットになったステアリングホイール。メーターパネルは「マクラーレン720S」と同様、手前側に折り畳むことができる。
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15/30センターコンソールには縦型のディスプレイと車両設定用のダイヤルが用意される。
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16/30ドライバーズシートと一体になったシフトセレクター。ローンチコントロールボタンも備わる。
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17/30特別な限定モデルであることを示す、シリアルナンバープレート。
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18/30「マクラーレン・セナ」の乾燥重量は1198kg。開発に際しては、当初から1100kg台に抑えることが目標にされたという。
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19/30装着タイヤはピレリの「Pゼロ トロフェオR」。無償オプションとして同ブランドの「Pゼロ」も選べる。サイズは前:245/35R19、後ろ:315/30R20。
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20/30超軽量の9スポーク鍛造アルミホイールは、センターロック式。標準ではグロスブラック仕上げとなっている。
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21/30エアロダイナミクスを追求したという特徴的なデザインのフロントフェンダー。車内が透けて見えるドアパネルも目を引く。
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22/30「マクラーレン・セナ」のリアフェンダー周辺部。写真は左後方のもの。
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23/30車体の後方には、大きな「アクティブウイング」が装着される。
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24/30「アクティブウイング」は可動式。ハードブレーキングの際は、空気抵抗を増大させるよう、ブレード面が垂直方向に立ち上がる。
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25/30リアウイングの支柱(パイロン)は、白鳥の首を思わせる“スワンネック”型。細身の形状とすることでエアフローの向上が図られている。
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26/30リアの両サイドには、エラ状のフラップが設けられている。
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27/30エキゾーストパイプは3本出し。車体後方のセンターにまとめられる。
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28/30リアの下端にはディフューザーが装着されている。
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29/30「マクラーレン・セナ」のヘッドランプ。片側あたり21個のLEDが使用されている。
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30/30フロントまわり。走行モードを「レースモード」にすると、ノーズが39mm、リアが30mm低くなり、車両の傾斜が増大。空力的なパフォーマンスが最適化される。
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