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1/112019年のF1開幕戦オーストラリアGPを制したメルセデスのバルテリ・ボッタス(写真右から2番目)、2位に入ったメルセデスのルイス・ハミルトン(同左端)、3位でレースを終えたレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン(同右端)。(Photo=Red Bull Racing)
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2/11昨年、3強チームの中で唯一勝ち星のなかったボッタス(写真)。今年も同じような戦績ならば、チャンピオンチームのシートを失いかねない状況になるため、今季は自身にのしかかるプレッシャーとも戦わなければならない。予選Q3では一時チームメイトのルイス・ハミルトンを上回る好タイムを記録するも、最後のアタックでタイム更新ならず2位。しかし決勝日になると、抜群の滑り出しでスタートでトップを奪い、その後は危なげないレース運びで2017年最終戦以来となる通算4勝目を挙げることとなった。レース後、「自身ベストレース」と振り返ったボッタス。終盤、60年ぶりに復活したファステストラップポイントを狙いにいくあたりに、これまでのおとなしいイメージを覆す積極性が見て取れた。(Photo=Mercedes)
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3/11昨季、ファン・マヌエル・ファンジオに並ぶ5冠を達成したハミルトン(写真)。ミハエル・シューマッハーの最多タイトル記録「7」への足がかりとしたい今季は、シーズン前のテストでメルセデス「W10」の出来に淡い不安が芽生えたものの、開幕戦になると最大のライバル、フェラーリを突き放すパフォーマンスを披露。3回のフリー走行すべてでトップ。予選でも自身が持つ史上最多ポール記録を「84」に伸ばし、また同時にシューマッハーとアイルトン・セナが持つ同一コースでの最多記録「8」にも並んだ。レースでは、ボッタスの好スタート、さらには早々にタイヤ交換に踏み切ったフェラーリのセバスチャン・ベッテルをカバーするチームの作戦に足を引っ張られ2位フィニッシュ。破顔一笑ということはなかったが、「バルテリ(ボッタス)は素晴らしいドライブを披露したね」とチームメイトの勝利を称賛していた。(Photo=Mercedes)
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4/11ホンダを新しいパートナーに迎え入れたレッドブルは、ドライバー、チームいずれも高いモチベーションを保ちながら2019年シーズン開幕戦を迎えた。予選でその士気に応える好走を披露したのがフェルスタッペン(写真)。フェラーリの2台に割って入る4番グリッドからスタートすると、オーバーテイクが難しいアルバートパークのコースでセバスチャン・ベッテルを抜き3位に。そこからゴールまで2位ハミルトンを追い回したが、チャンピオンは先に行かせてくれなかった。レッドブル・ホンダは初戦で3位。ホンダにとっては2008年イギリスGP以来となる久々の表彰台で、両者は幸先の良いスタートをきった。(Photo=Red Bull Racing)
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5/11新チーム代表マッティア・ビノットの指揮のもと、“冬のチャンピオン”としてオーストラリアにやってきたフェラーリ。しかしいざセッションが始まると、宿敵メルセデスに大きな差をつけられることになる。ベッテル(写真)は、今季型「SF90」に特段の問題がないにも関わらず、ポールシッターのルイス・ハミルトンに0.7秒も遅れをとっての予選3位。レースでは早々にタイヤ交換に踏み切った作戦が裏目に出て4位に終わった。メルセデスとフェラーリ、3年目の対決に期待する向きにとってはいささか残念なワンサイドゲームになったが、今シーズンはまだ1戦を消化したのみ。次戦以降の動きに注目したい。(Photo=Ferrari)
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6/11赤いレーシングスーツをまとうシャルル・ルクレール(写真)。デビューイヤーをザウバーで戦った21歳のモナコ人ドライバーは、GPキャリア2年目にして誰もが憧れるスクーデリアのシートを手に入れた。テストからエース格のベッテルと競い合う走りを見せ、オーストラリアGPでも予選Q1でトップ。だがQ3の最後のアタックをまとめきれず、フェラーリでの初戦は5番グリッドからスタートすることに。レースでは5位をキープするも、コースオフするシーンが見られるなどやや浮き足立った感があった。最終的に、キャリア最高位となる5位でゴール。この先これを上回る戦績を残すことは想像に難くない。(Photo=Ferrari)
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7/11ホンダとのパートナーシップ2年目を迎えるトロロッソは、姉妹チームのレッドブル同様に例年以上に士気を高めてきた。トップチーム同様、レッドブル・テクノロジーからギアボックスなど多くのパーツが提供されることとなり、今季型「STR14」の戦闘力をアップ。ドライバーでは、ビラ王子以来65年ぶりとなるタイ国籍ドライバー、アレクサンダー・アルボン(写真)がデビュー。既にレッドブル、トロロッソで経験を積んでいるダニール・クビアトとペアを組む。アルボンは、F1マシンをドライブした回数はまだ数えるほどしかなく、フリー走行中にスピンを喫するなど経験不足を露呈したものの、最初の予選で13位、先輩格クビアトの2つ前でセッションを終了。レースでは14位完走としっかり走りきったのは評価に値する。クビアトは、後方からのスタートとなったレッドブルのピエール・ガスリーらと丁々発止とやりあい、結果10位入賞、ポイントを獲得した。(Photo=Toro Rosso)
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8/11ダニエル・リカルドの想定外の離脱で空いたレッドブルのシートを射止めたガスリー(写真)。一発の速さは評価できる一方で、冬のテスト中に大クラッシュを演じるなど経験不足が否めない一面も。オーストラリアGP予選Q1では、1回のアタックで済まそうという作戦だったが、セッション終盤にかけてコースコンディションが良くなり、ライバルが続々とタイムをアップしてしまい17番グリッドの下位に。レースでは入賞圏目前の11位完走。次戦以降の挽回に期待したいところだ。(Photo=Red Bull Racing)
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9/11昨季までのレッドブルから今年ルノーに移籍したリカルド(写真)。予選ではQ3進出ならず、チームメイトのニコ・ヒュルケンベルグのひとつ下、12番グリッドからスタート。レース開始数秒で、メインストレートのダートにタイヤを落とし、弾みでフロントウイングを壊してしまい最後尾に脱落してしまう。その後周回を重ねたものの、レース中盤にコックピットを降りリタイア。母国に錦を飾ることはできなかった。(Photo=Renault Sport)
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10/11F1への登竜門カテゴリーであるFIA F2選手権のトップランカー3人が今年GPデビュー。昨年のF2王者ジョージ・ラッセルはウィリアムズ、同ランキング2位のランド・ノリス(写真)はマクラーレン、同じく3位のアルボンはトロロッソのシートを射止めた。開幕戦で周囲を驚かせたルーキーは、マクラーレンの秘蔵っ子である今季最年少ドライバー、ノリス。予選でいきなりQ3進出、8位からスタートすることとなったが、レースでは入賞ならず、12位完走。(Photo=McLaren)
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11/11今季からブラック&ゴールドのマシンとなったハース。そのノーズには「FOR OUR FRIEND CHARLIE」の文字が。オーストラリアGP直前の3月14日、肺塞栓(そくせん)症により66歳で急逝したFIA(国際自動車連盟)のF1ディレクター、チャーリー・ホワイティングを追悼するメッセージだった。ホワイティングはGPレースのディレクターやスターター、安全面をつかさどる役割を担うなど、レース運営の要として長年貢献してきた人物。さらにレギュレーション策定に携わっていたほか、ルールの番人でもあり、F1に関わる多くの人たちと密接な関係を築いていた。死去の前日まで、ベッテルとコースの下見を行うなど、いつも通りの仕事をこなしていたというホワイティング。その突然の訃報にみなショックを受けていた。(Photo=Haas)

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