
スタートから4時間以上たち、ポディウムの頂点に立ったのはマクラーレンのジェンソン・バトン。雨で波乱含みとなったレースを制し、今季初優勝を飾った。なお、2度の接触事故がレース後の審議対象となっていたが、結果ペナルティもなく終わった。(Photo=McLaren)
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スタートから4時間以上たち、ポディウムの頂点に立ったのはマクラーレンのジェンソン・バトン。雨で波乱含みとなったレースを制し、今季初優勝を飾った。なお、2度の接触事故がレース後の審議対象となっていたが、結果ペナルティもなく終わった。(Photo=McLaren)
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レース前に降った雨で今季初のウエットレースとなったカナダ。全車ピレリのウエットタイヤを装着し、セーフティカー先導のもとスタートが切られた。(Photo=Red Bull Racing)
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スムーズなドライビングに定評がある2009年チャンピオン、バトンだが、荒れた状況での強さにも一日の長がある。優勝した昨年の第4戦中国GPも同様に雨、セーフティカー出動でサバイバルの様相を呈していた。(Photo=McLaren)
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7戦して6回目のポールポジションからスタートしたセバスチャン・ベッテル。セーフティカーが出るたびに帳消しとなったリードタイムを、そのたびに一から築き直し、守りに守ったトップの座は、最終周のミスでバトンに譲ってしまった。とはいえ、レース前には“マクラーレン・コース”といわれていたモントリオールで、レッドブルは2-3フィニッシュと好走した。(Photo=Red Bull Racing)
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セーフティカーがピットへ戻った5周目から本格的なレースがスタート。5位ルイス・ハミルトン(右)が、4位マーク・ウェバー(左)のインを刺すが2台は接触し、ウェバーは大きく順位を落とす。前戦モナコGPでもライバルとの接触が多く、果てにはレーススチュワードに悪態をついて評価を落としつつあったハミルトンは、このあとバトンとも当たり、リタイアをきっした。ウェバーは見事挽回(ばんかい)し3位表彰台。(Photo=Red Bull Racing)
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予選で復活の狼煙(のろし)をあげたフェラーリ。2番グリッドのフェルナンド・アロンソ(前)、3番グリッドのフェリッペ・マッサ(その後ろ)は、その余勢を駆ってレースを戦いたかったが、雨の番狂わせに巻き込まれた。アロンソは37周目にバトンと当たりリタイア、マッサはチェッカードフラッグ寸前にDRSを使い小林可夢偉のザウバーを抜いて6位。(Photo=Ferrari)
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予選13位からスタートした小林可夢偉(前)は、混乱に乗じてタイヤを変えず2位までポジションアップに成功。その後、フェラーリのマッサ(その後ろ)の追撃をかわす見事な走りでその座を守ったが、路面が乾きはじめるとザウバー本来のポテンシャルが顕在化してしまい、結果7位。それでも6戦連続入賞は立派な功績だ。(Photo=Sauber)
『第7戦カナダGP「何かが起こるモントリオール」【F1 2011 続報】』の記事ページへ戻る