-
1/8F1第6戦アゼルバイジャンGPを制したレッドブルのセルジオ・ペレス(写真右から2番目)、2位に入ったアストンマーティンのセバスチャン・ベッテル(同左端)、3位でレースを終えたアルファタウリのピエール・ガスリー(同右端)。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)
-
2/8タイヤ交換後にレッドブルが1-2フォーメーションを確立。首位を走るマックス・フェルスタッペン(写真先頭)は、チームメイトのペレス(同後ろ)を防衛線に置き、楽な戦いを続けてきたが、残り5周というところでまさかのタイヤブローに見舞われ、悔しいリタイアを喫することになった。しかし、タイトルを争うルイス・ハミルトンも無得点に終わったため、フェルスタッペンのポイントリードは4点のままである。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)
-
3/8赤旗中断後のリスタート。2位だったハミルトン(写真中央)は白煙を上げてロックアップ。ターン1で止まりきれずにランオフエリアに出てしまい、結果15位だった。レース後、フロントにブレーキバイアスをかけタイヤやブレーキを温める「マジックボタン」の使い方を誤ったかもしれないとコメント。レッドブルがこの7冠王者に大きなプレッシャーを与えていたということの表れだろう。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)
-
4/8レッドブルのドライバーとして申し分のない活躍をみせたペレス(写真)。ランド・ノリスの降格で6番グリッドから出走し、タイヤ交換後に2位に上がり、首位を快走するフェルスタッペンの後ろで壁となってハミルトンを寄せつけなかった。フェルスタッペンのリタイアでキャリア2勝目が転がり込んできたが、レース後、油圧系のトラブルのため完走を諦める可能性もあったことを明らかにした。得意のアゼルバイジャンで3度目の表彰台、ドライバーズチャンピオンシップでも3位に躍進している。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)
-
5/8アストンマーティン移籍後初、そしてチームとしても初めてのポディウムとなる、2位フィニッシュを決めたベッテル(写真)。予選では惜しくも11位となるも、タイヤを自由に選択できるポジションを生かしフレッシュなソフトタイヤでスタート。長めの第1スティントで快調に飛ばすと上位に浮上、最後には2位表彰台を勝ち取った。「非常に幸せ。まさかポディウムに立てるなんて思ってもいなかった」と満面の笑みを浮かべる元王者に、昨季までの暗く落ち込んだ雰囲気はみじんもなかった。チームメイトのランス・ストロールは予選Q1早々にクラッシュし19位スタート、レースではタイヤのブローで大きなクラッシュに見舞われリタイア。(Photo=Aston Martin)
-
6/8アルファタウリのピエール・ガスリーはアゼルバイジャンGPで自身3度目の表彰台となる3位を獲得。予選ではチームメイトの角田裕毅に引っ張ってもらい、0.002秒差でフェルスタッペンの後ろ、キャリアベストタイの4位。レースでは終盤にベッテルに先行を許すも、最後の2周のスプリントではシャルル・ルクレールとの激しいつばぜり合いを制してポディウムを守った。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)
-
7/8もともと低速コーナーは得意だったフェラーリゆえに低速だらけのモナコGPでの善戦はある程度理解できたが、2.2kmもの全開区間を持つアゼルバイジャンGPのバクーでも最初から速さをみせ、周囲を驚かせた。前車のスリップストリームを生かし、シャルル・ルクレール(写真)が2戦連続ポール獲得。またも赤旗中断に助けられたものだったが、中断なしでも十分ポールは狙えたと本人は自信をのぞかせた。しかし本番のレースではペースが伸び悩み、スタートでトップを守るもズルズルと後退。今季3度目の4位でゴールした。予選Q3最後に角田裕毅のクラッシュを避けマシンを壊したカルロス・サインツJr.は、予選5位からのレース。途中でコースオフするミスを犯すも、8位入賞を果たしている。(Photo=Ferrari)
-
8/8住居をイギリスからチームが本拠を置くイタリアに移し、腰を据えて戦う姿勢を示したアルファタウリの角田(写真)。ライバルが次々とクラッシュしている一方で落ち着きを失わず、6戦目にして初めてQ3に進出したまでは良かったが、最後のアタックで失敗し壁にヒット。予選8位、ノリスの降格で自身最高位の7番グリッドからのスタートとなった。レースでも安定した走りでポイント圏にとどまるも、最後の2周でノリスとフェルナンド・アロンソに抜かれ7位に。それでもキャリアベストの結果であることに変わりはない。日本人ドライバーとしては、2012年アブダビGPで小林可夢偉が6位に入って以来の好成績。無線で感情をあらわにするクセは直っていないようだが、着実に成長がみられるレースだった。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)

bg
自動車ニュースの新着記事
-
「ディフェンダー」に2人乗りの商用モデル「ハードトップ」が登場 2025.12.12 ジャガー・ランドローバー・ジャパンが「ディフェンダー」の商用モデル「ハードトップ」を発表。3リッターディーゼルターボエンジンを搭載した「ディフェンダー110」をベースに2人乗り仕様としたモデルで、最大2059リッターのラゲッジスペースを確保している。
-
ホンダが旧型車向けのレストア&部品供給サービスをスタート まずは「NSX」から提供 2025.12.12 ホンダが、古いホンダ車に長く乗り続けたいというオーナーへ向け「ホンダヘリテージワークス」を発表。補修部品を販売する「ホンダヘリテージパーツ」とレストアサービス「ホンダレストレーションサービス」の2本立てで、まずは初代「NSX」が対象となる。
-
「レンジローバー・スポーツ」の2025年モデル受注開始 V8エンジンの新グレードもラインナップ 2025.12.11 ジャガー・ランドローバー・ジャパンは2025年12月10日、「レンジローバー・スポーツ」の2026年モデルについて、概要と価格を発表。同日、注文の受け付けを開始した。
-
ダンロップから新タイヤ「エナセーブEC205」が登場 従来品よりウエット性能を強化 2025.12.11 住友ゴム工業が新タイヤ「ダンロップ・エナセーブEC205」を発売する。従来品の「エナセーブEC204」より優れた省燃費性能とロングライフ性能を受け継ぎつつ、ウエットグリップ性能を約6%向上させたという。サイズは13インチから18インチまでの全50種類。
-
マツダが「CX-3」の機種体系を見直し 全2グレードに集約 2025.12.11 マツダは2025年12月11日、コンパクトSUV「CX-3」の機種体系を変更し、予約注文受け付けを開始した。ガソリン車「15SアーバンドレッサーII」とディーゼル車「XDビビッドモノトーンII」の2グレードに集約している。
新着記事
-
NEW
ホンダ・プレリュード(前編)
2025.12.14思考するドライバー 山野哲也の“目”レーシングドライバー山野哲也が新型「ホンダ・プレリュード」に試乗。ホンダ党にとっては待ち望んだビッグネームの復活であり、長い休眠期間を経て最新のテクノロジーを満載したスポーツクーペへと進化している。山野のジャッジやいかに!? -
アストンマーティン・ヴァンテージ ロードスター(FR/8AT)【試乗記】
2025.12.13試乗記「アストンマーティン・ヴァンテージ ロードスター」はマイナーチェンジで4リッターV8エンジンのパワーとトルクが大幅に引き上げられた。これをリア2輪で操るある種の危うさこそが、人々を引き付けてやまないのだろう。初冬のワインディングロードでの印象を報告する。 -
BMW iX3 50 xDrive Mスポーツ(4WD)【海外試乗記】
2025.12.12試乗記「ノイエクラッセ」とはBMWの変革を示す旗印である。その第1弾である新型「iX3」からは、内外装の新しさとともに、乗り味やドライバビリティーさえも刷新しようとしていることが伝わってくる。スペインでドライブした第一報をお届けする。 -
高齢者だって運転を続けたい! ボルボが語る「ヘルシーなモービルライフ」のすゝめ
2025.12.12デイリーコラム日本でもスウェーデンでも大きな問題となって久しい、シニアドライバーによる交通事故。高齢者の移動の権利を守り、誰もが安心して過ごせる交通社会を実現するにはどうすればよいのか? 長年、ボルボで安全技術の開発に携わってきた第一人者が語る。 -
第940回:宮川秀之氏を悼む ―在イタリア日本人の誇るべき先達―
2025.12.11マッキナ あらモーダ!イタリアを拠点に実業家として活躍し、かのイタルデザインの設立にも貢献した宮川秀之氏が逝去。日本とイタリアの架け橋となり、美しいイタリアンデザインを日本に広めた故人の功績を、イタリア在住の大矢アキオが懐かしい思い出とともに振り返る。 -
走るほどにCO2を減らす? マツダが発表した「モバイルカーボンキャプチャー」の可能性を探る
2025.12.11デイリーコラムマツダがジャパンモビリティショー2025で発表した「モバイルカーボンキャプチャー」は、走るほどにCO2を減らすという車両搭載用のCO2回収装置だ。この装置の仕組みと、低炭素社会の実現に向けたマツダの取り組みに迫る。
注目の記事
-
フルモデルチェンジで全方位に進化した人気のコンパクトカー「MINIクーパー5ドア」の魅力に迫る。 特集 -
品質の高さと確かな保証でカーライフに寄り添う「レクサス認定中古車CPO」。その魅力を探る。 特集
キャンペーン・お得な情報
週間アクセスランキング自動車ニュース
