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1/17今も昔も“かわいいクルマ”の代名詞である「スズキ・アルト ラパン」。今回は日本特有のこのカーデザインが、世界に通用するものなのかを考えてみた。(写真:郡大二郎)
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2/17方々で高い評価を得ている、マイナーチェンジ版「スズキ・クロスビー」のデザイン。しかし、こうしたキャラクター性の強い意匠は、海外ではあまりウケがよくないという。
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3/17いっぽうで、海外で本当に“かわいいクルマ”がないかといえば、さにあらず。「フィアット500」(写真左上)や「ルノー・トゥインゴ」(同右下)といった車種が登場しては、人気を博してきた。
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4/17海外でも高い評価を受けた2代目「日産キューブ」(2002-2008年)。気をよくした日産は、3代目でキューブのグローバル展開に乗り出すが……結果はいまひとつだった。
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5/17英国などではファンクラブまでできて、カルト的な人気を博している「日産フィガロ」(1991-1992年)。海外で「かわいいクルマ」がウケないというのは本当か? ウケるためのキモはどこにあるのか?
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6/17日本のキャラクタービジネスは誇張なしに世界を席巻している。写真は2024年のフォーミュラE 東京E-Prixにて、レースを差し置いて子供たちの人気を集めてきたピカチュウさん。
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7/17こちらは2017年にネクセンタイヤジャパンが発表した、ハローキティとのコラボタイヤ。他業界があやかろうと思うほど、日本のキャラクターの人気はスゴいのだ。
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8/17かわいいクルマの代表例を、“キャラクター的かわいい度”と“大人・男性でも乗れる度”を軸にマッピングしたもの。
渕野「皆さんの意見も、こんな感じですかね?」
ほった「ですね。ワタシとしては、『ホンダN-BOX』より『N-ONE』のほうがキャラ感は濃い気はしますが」 -
9/17「ジャパンモビリティショー2025」より、ホンダのコンセプトモデル「マイクロEV」。
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10/17同じく「ジャパンモビリティショー2025」より、ダイハツの「ミゼットX」。過去に当連載でも触れたとおり、ほかのダイハツのショーカーともども、渕野氏が(ついでにwebCGほったも)高く評価した一台だ。
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11/17日本が誇る世界最強のオラオラ系ミニバン「トヨタ・アルファード/ヴェルファイア」(写真はヴェルファイア)。日本のカーデザインは、オラオラ系とかわいい系でうまくバランスがとれているのかもしれない……。
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12/17丸いフォルムに丸いランプで、日本では女性にもウケのいいポルシェのスポーツモデル。ただし本国ドイツでは、これらのクルマはバリバリの“男のクルマ”だという。
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13/17日本では“スタイリッシュ”と“かわいい”が同程度の比重で語られていた感のある、往年のスマート(写真は「フォーツー」)。日本以外のマーケットでは、どういったイメージを持たれるクルマだったのだろう?
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14/172017年のロサンゼルスオートショーより、一般参加者によるコンクールの会場に展示されていた「日産フィガロ」。
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15/17トヨタ博物館が収蔵する「ナッシュ・メトロポリタン コンバーチブル」(1954年)。女性の社会進出を受けてナッシュが世に問うたコンパクトカーで、一時は高い人気を博した。
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16/171989年から2018年まで生産された先代「Gクラス」(上)と、現行型Gクラス(下)。全体のフォルムは共通だが、新型は各部の角をラウンドさせた、やや柔らかい意匠となっている。
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17/17渕野「ミニバンの『トヨタ・ノア』(上)あたりがかわいい路線に転向したら、かなり興奮してしまうんですが」
清水「今の顔はラッセル車みたいだもんねぇ(笑)」
ほった「個人的には、かつての『FJクルーザー』(下)くらいの癒やし顔になるとうれしいんですけど」

渕野 健太郎
プロダクトデザイナー兼カーデザインジャーナリスト。福岡県出身。日本大学芸術学部卒業後、富士重工業株式会社(現、株式会社SUBARU)にカーデザイナーとして入社。約20年の間にさまざまなクルマをデザインするなかで、クルマと社会との関わりをより意識するようになる。主観的になりがちなカーデザインを分かりやすく解説、時には問題定義、さらにはデザイン提案まで行うマルチプレイヤーを目指している。

清水 草一
お笑いフェラーリ文学である『そのフェラーリください!』(三推社/講談社)、『フェラーリを買ふということ』(ネコ・パブリッシング)などにとどまらず、日本でただ一人の高速道路ジャーナリストとして『首都高はなぜ渋滞するのか!?』(三推社/講談社)、『高速道路の謎』(扶桑社新書)といった著書も持つ。慶大卒後、編集者を経てフリーライター。最大の趣味は自動車の購入で、現在まで通算47台、うち11台がフェラーリ。本人いわく「『タモリ倶楽部』に首都高研究家として呼ばれたのが人生の金字塔」とのこと。
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