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1/29スズキの技術戦略説明会「10年先を見据えた技術戦略2026」より、スズキの鈴木俊宏社長。
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2/29車両の高効率化を実現するための各種技術を説明するカットモデル。いたるところに貼られた&立てられた解説のポップからもわかるとおり、その中身は細かな改善の積み重ねとなっている。例えば……。
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3/29ボルトの頭部を12mmから10mmに小型化することで、締結力を保ったまま1gの軽量化を実現。これは二輪の技術を転用したものだ。たかが1gだが、クルマ1台につき2000本のボルトが使われているのでばかにできない。
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4/29個人的に興味深かったのが、軽量スチールホイールの開発。確かに2024年の技術説明会で「鉄のポテンシャルを使い切る」とは言っていたが……。いやはや脱帽です。
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5/29「チームスズキ」といえば、スズキは2026年も「チームスズキCNチャレンジ」として鈴鹿8時間耐久レースに挑戦。車体部品にオイルやタイヤ、燃料……と、さまざまなサスティナブルアイテムを試しながら、無事完走を果たした。
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6/292026年1月に発売されたスズキ初の量販BEV「eビターラ」。操作インターフェイスを統合したり、一部電装品の制御をひとつのECU(電子制御ユニット)にまとめたりと、同社にとってSDV化の端緒ともいえるクルマとなっていた。
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7/29スズキの次世代E&Eアーキテクチャーの核ともいえるのが、ボッシュ製のセントラルゾーンユニット。電力分配や通信などの性能を12%高めつつ、低コスト化も実現。2029年よりグローバルに展開していく予定だ。
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8/29こちらはデンキ系の血管&神経網となるハーネスの展示。導線を銅からアルミに変えることで、大幅な軽量化が実現するという。伝導性については銅のほうが優れているのだが、その点については織り込み済みとのこと。
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9/29こちらはボッシュ製の次世代ADASシステム。自動運転レベル2の運転支援機能に対応しており、中国・ホライズン・ロボティクス製のSoC(システム・オン・チップ)を採用。2028年から展開していくとしている。
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10/29パワートレインの戦略について解説する、スズキの加藤勝弘副社長。同社で技術統括を務めている。
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11/29軽乗用BEV「eスカイ」に搭載される、スズキ自製のeアクスル。2024年の技術説明では「自社製のeアクスルは次世代モデル以降になる」と聞いていたので、デビューの早さに驚いた。
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12/29パワートレイン戦略について説明する、四輪電動技術本部長の井沢和幸氏。スズキでは、モーターなどの種類は抑えつつ、その組み合わせによって広範な車種や駆動システムをカバーする戦略を考えているのだ。
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13/29会場には、現在開発中の3基の新エンジンも展示されていた。
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14/29こちらは小型車向けに用意されるシリーズハイブリッドユニット。エンジンは、既存の「Z12E」を発電用に最適化して採用。2022年のパワーユニットより29%のCO2削減を目指している。
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15/29軽自動車用の48Vマイルドハイブリッドユニット。自然吸気エンジンとターボエンジンの両方に設定が可能で、クラッチの搭載により、電動走行も可能としているという。
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16/29新開発の直噴ターボエンジン。排気量は1.2リッターで、126PS(93kW)の最高出力と230N・mの最大トルクを発生。40%を超える熱効率も特徴で、もちろんカーボンニュートラル燃料の使用も想定されている。
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17/29開発・生産に関しても大幅な効率化を追求。特に「開発期間の半減」については、高い開発速度で世界を驚かせた、中国メーカーを念頭に置いたものと思われる。
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18/29生産効率については、今日におけるインド・マネサール工場を基準に50%の改善を図る。同工場は年産90万台の能力を持つ、インド最大の生産拠点だ。+50%という目標に対し、現時点で最も新しいカルコダ工場などが、どれほどの生産効率を実現しているのか、聞きそびれてしまった。
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19/29本稿で紹介した技術に加え、会場では操縦安定性や乗り心地など、“走り”に関する技術開発についても説明があった。開発の“時短”は図りつつも、スズキは走りのよさも妥協するつもりはないとのこと。クルマ好きの皆さん、ご安心あれ。
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20/292025年に発表されたCO2回収装置については、「スーパーキャリイ」に搭載された状態で実物が出展された。ターゲットは農作物の育成にCO2を用いる農家などで、後付けできるキットの製作も検討しているという。
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21/292025年2月に稼働したハリヤナ州のカルコダ工場。スズキにとっては、グルガオン工場、マネサール工場、グジャラート州ハンサルプール工場に次ぐ、インドで4番目の生産拠点であり、初年度の生産能力は25万台とされていた。
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22/29グローバル戦略の観点では、輸出拠点としても期待されているインド。2025年度は、アフリカ、日本、欧州などに44万8000台を輸出。前年比は135%で、過去最高の台数を記録した。
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23/29インド関連の技術としては、現地で販売されるSUV「ビクトリス」のCNG仕様が出展された。CNG車は燃料代が安いことから現地で人気が高く、また1万km走行あたりのCO2排出量が純ガソリン車より約155kg少ないなど(スズキ試算)、環境負荷も小さいとされている。
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24/29そのCNG車に燃料を供給する事業として注目されているのが、牛フンなどからガスを生成するバイオガス事業。2025年にはインドで新たに3基のプラントが稼働。2026年7月には日印政府がインドに1000基のプラントを導入する「日印CNGイニシアチブ」に合意するなど、推進の動きが加速している。写真はブカラのバイオガスプラント。よく見ると、敷地内に鳥居が建てられている。
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25/29現在進行形で進むインドでの生産能力の強化。2026年5月にはカルコダ工場で第2ラインが稼働。生産能力が年間50万台に増強された。
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26/29グジャラート州のハンサルプール工場では、2026年7月に年産25万台のD工場が稼働。さらにグジャラート州では、サナンド市に新たな工場を建てる計画も進められている。
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27/29技術戦略説明会より、マルチスズキで四輪技術担当を務めるTarun Aggarwal(タルン・アガルワル)氏。
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28/29マルチスズキで四輪生産担当を務める、Sarada Prasana Nayak(サラダ・プラサンナ・ナヤク)氏。
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29/29スズキの技術戦略説明会「10年先を見据えた技術戦略2026」より、報道関係者であふれた展示エリアの様子。

堀田 剛資
猫とバイクと文庫本、そして東京多摩地区をこよなく愛するwebCG編集者。好きな言葉は反骨、嫌いな言葉は権威主義。今日もダッジとトライアンフで、奥多摩かいわいをお散歩する。
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