
「緊急操舵回避支援システム」を搭載した「日産リーフ」。
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「緊急操舵回避支援システム」を搭載した「日産リーフ」。
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直進する「リーフ」の前にいきなり人影(人形)が! もはやブレーキをかけて衝突を回避している余裕はない。
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ドライバーの両手がステアリングホイールから離れていることに注意。障害物がない方向への操舵は完全自動で行われる。
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続けて試したのは「アクティブ・エンジン・ブレーキ」。エンジンブレーキを制御して減速や制動をアシストする技術で、具体的にはCVTのギア比を低速側に変化させることによって実現している。
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日産によれば、エンジンブレーキによる速度の補正はあえて控えめになっているとのこと。アクセルペダルとブレーキペダルの踏み替え頻度を減らし、経験の浅いドライバーでも安全なコーナリングができるようにするのが狙い。
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100%電気商用車「e-NV200」の試乗も行われた。排ガスゼロのおかげで、屋内でも運用可能という利点がある。2013年末の実用化を予定しているという。
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こちらは2〜3.5リッター車用の新世代エクストロニックCVT搭載車(テスト車は日本未導入の「アルティマ」)。クラストップの変速比幅によるレスポンスの良さと、フリクション低減による燃費改善が自慢。
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この日試したのは、安全性能や環境性能だけではない。これは「スパイナルサポート付きコンフォタブルシート」を試しているところ。シートバックを適切な位置で折り曲げた形状とすることで、背中や腰の筋肉にかかる負担を軽減し、血流も改善させる。長時間の運転で違いが出てくるという。
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日産によれば、人の指は「硬軟感」(柔らかく感じる)、「乾湿感」(しっとり感じる)、「粗滑感」(なめらかに感じる)、「温冷感」(温かく感じる)という4種類の尺度で触り心地を判断しているという。こういった人間の感覚を分析し、インテリアにおける“最適な触感設計”を行っているそうだ。写真のダッシュボードは「ノート」のもの。
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