
2年連続でインドGPを制したレッドブルのセバスチャン・ベッテル(左から3番目)、2位でゴールしたフェラーリのフェルナンド・アロンソ(一番左)、3位に終わったレッドブルのマーク・ウェバー(一番右)。(Photo=Red Bull Racing)
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2年連続でインドGPを制したレッドブルのセバスチャン・ベッテル(左から3番目)、2位でゴールしたフェラーリのフェルナンド・アロンソ(一番左)、3位に終わったレッドブルのマーク・ウェバー(一番右)。(Photo=Red Bull Racing)
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ポールシッターのベッテル(写真先頭)、2番グリッドのウェバー(同右)は順当にスタート。予選5位のアロンソ(同左)がマクラーレンの2台を早々に抜き、レッドブルを追った。(Photo=Red Bull Racing)
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スタートでしっかりトップを守り、あとはタイヤをケアしながら逃げ切る。王者ベッテルは危なげない戦いぶりで快勝し、シンガポールGPから続く連勝は「4」まで伸びた。自身2度目の4連勝で、チャンピオンシップでのリードも6点から13点に広げたベッテルに、死角はあるのか?(Photo=Red Bull Racing)
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予選では、ポールシッターのベッテルにおよそ0.5秒も差をつけられたランキング2位のアロンソ。5番グリッドから早々に3位に上がり、レース終盤にはKERSトラブルでもたつくウェバーを抜き2位へ。見事な挽回劇だったが、最大のライバルは既に手の届かないところに行ってしまっていた。レースペースはマクラーレンを凌(しの)いだものの、予選での一発の速さに欠けるフェラーリ。アロンソの頼みの綱は、次戦アブダビGPで持ち込む予定の大幅なアップデートパーツだ。(Photo=Ferrari)
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ウェバーが予選で2位になり、レッドブルは3戦連続フロントロー独占。スタート後も2位の座を守っていたが、レース終盤、電気ブーストたるKERSの不調に見舞われ、アロンソに抜かれて3位となった。ドライバーズチャンピオンシップで167点の4位、ポイントリーダーの僚友ベッテルとは73点差、残り3レースで獲得できる最大ポイントは75点。奇跡が起きない限り栄冠を勝ち取ることは難しい状況だ。(Photo=Red Bull Racing)
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予選でルイス・ハミルトン(写真前)3位、ジェンソン・バトン(同後ろ)4位と2列目につけたマクラーレンだったが、決勝ではスタート直後にチームメイト同士で順位を争い、その隙をアロンソに突かれフェラーリに先行を許した。タイムも伸び悩み、ハミルトン4位、バトン5位完走。レースではレッドブルに加えフェラーリにも水をあけられた。(Photo=McLaren)
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ザウバーの小林可夢偉(写真)は、予選で出遅れ17位。決勝では特に直線でのスピードが足らず、なかなか前車を抜けずに14位でチェッカードフラッグを受けた。現在コンストラクターズランキング6位のザウバーは、20点前にいる5位メルセデスのポジションを狙いたいところだが、2戦連続の無得点で差を詰められないでいる。なお小林の来季のシートはまだ確定していない。(Photo=Sauber)
『第17戦インドGP「覇者としての真価」【F1 2012 続報】』の記事ページへ戻る