■【会場リポート】アルピナ、販売好調のディーゼル車など出展
アルピナの日本総代理店ニコル・オートモビルズは、ディーゼルエンジン搭載の「BMWアルピナD3 BiTurbo」や「BMWアルピナB7 BiTurboリムジンロング」など、バラエティに富んだ展示を行っている。
■すでに半数が売約済み
今回の東京モーターショーに出展した数少ない輸入ブランドのひとつ、ドイツのアルピナブースには、ワールドプレミアの「BMWアルピナB7 BiTurboリムジンロング」や、FIA GT3シリーズへの参戦初年度の今年、すでに4勝を挙げた「BMWアルピナB6 GT3レーシングカー」とともに、ディーゼルエンジンを搭載する「BMWアルピナD3 BiTurbo」が展示されている。
「いつの日か日本にこの素晴らしいエコ技術を紹介したいと願っていました」と話すのは、ニコル・オートモビルズ社長のニコ・ローレケ氏。実はいまから10年前、1999年の東京モーターショーでディーゼルモデルを披露するつもりでいたが、モーターショーの2カ月前、石原東京都知事の例の発言が大きな反響を呼び、展示を断念した経緯がある。
そういうわけで、ディーゼルモデルの導入時期をうかがっていたローレケ氏だったが、「昨年、日本市場にアルピナ社のディーゼルモデルを紹介する時期がついにやって来たと感じました」と話す。そこで、ローレケ氏は、日本の厳しい排ガス規制をクリアできるようアルピナ社と協力、今春の発売に漕ぎ着けた。
標準モデルはリムジン(セダン)の6段MTで、ATのセダンやツーリング、MTのクーペを選ぶこともできる。「MTに乗れるからと、このモデルを選ぶお客さまもいらっしゃるんですよ」とはローレケ氏。ちなみに、MT仕様のセダンの価格は698万円で、他のアルピナ車に比べると、かなり頑張った数字である。それだけに、150台の販売予定台数のうち、すでに80台以上の注文を受けたという。興味がある方はアルピナブースで実車を見てみてはいかがだろう。
「今年は私どもの東京モーターショー参加20周年、アルピナ社の日本市場進出30周年という節目の年を迎えています。今回の東京モーターショーに参加することが、お客さまやご支援下さった方々への感謝の気持ちを示す方法だと思っています」。
ファンを楽しませる気持ちを忘れないアルピナが、東京モーターショーを元気づけてくれる。
(文=生方聡)
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