BMWの新型コンセプトモデルは、4ドアGT×スポーツカー【上海ショー07】
2007.05.08 自動車ニュース【上海ショー07】BMWの新型コンセプトモデルは、4ドアGT×スポーツカー
BMWは、上海モーターショー(2007年4月20〜28日)に新型のコンセプトカー「コンセプトCS」を展示した。
コンセプトCSは、BMWデザインの将来を探る、ワンオフのショーモデルだ。
ラクシャリーグランツーリスモの高級感とハイパフォーマンススポーツカーのスリルを融合したユニークな4ドア車と主張される。
ロー&ロングにしてワイドなボディは、全長×全幅×全高が5106×1978×1367mmで、ホイールベースは、3142mm。同社のフラッグシップセダン、7シリーズと比べて66mm長く、78mm広く、123mm低い。
車幅は後ろに向かって広がり、スポーツカー的なワイド感を強調。特徴的なプロポーションに、大径21インチのホイールが組み合わされる。
フロントには、BMWの象徴たるキドニーグリルが、フロントスポイラー両端には、フロントブレーキを冷却する大型エアインテークが穿たれる。
エンジンに関する説明はないものの、フロントオーバーハング(前輪軸からボディ前端までの距離)は短く、大きな心臓を許容すると想像される。
大柄なボディに収まる乗員は、4名。「ドライバーオリエンテッドなコクピット」(リリース)を持ちながらも、パセンジャーはフルサイズのシートにより、快適な居住空間が確保されるという。
内装にはレザーなどの高級素材を使用。BMWでおなじみ「iDrive」の操作ダイヤルなど、各部操作系には、セラミック素材が採用された。
BMWは、この「4ドアラクシャリーグランツーリスモ」で、新たな市場を開拓するとしている。
(webCG 関)
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