三菱:デリカD:5をプッシュ【東京オートサロン07】
2007.01.17 自動車ニュース【東京オートサロン2007】三菱:デリカD:5をプッシュ
三菱自動車は発売前の「デリカD:5」をショー会場に3台も持ち込んだ。社運をかけた(?)“大プッシュ”作戦の決行だ。
■発売前でも惜しげなく
薄暗い三菱ブースに白く光り輝いていたのが「デリカD:5」。
壇上にあげられたノーマルモデルには近寄れなかったものの、純正用品を装着した車両などは間近で見ることができた。ドアは開けられなかったが、内装を見る限り突貫工事の様子はなく、市販状態そのものだと思われる。
「D:5」は、2007年ダカールラリーで「パジェロエボリューション」のサポートカーとしても活躍中。この派手な車両のレプリカも会場に展示され、観客の視線を集めていた。
今月末の発売開始に向け、プロモーション活動に余念がない。
■期待のランエボは、モーターショーまでお預け
対して2006年10月にフルモデルチェンジを受けたばかりの「パジェロ」は、ラゲッジルームにスピーカーがずらりと並ぶ「パジェロRockfordFosgate×ROAR」1台のみの展示。オートサロンの客層にあわないと判断したのだろうか。とはいえ、ちょっと寂しい扱いではないか。
期待される次期ランエボと目される「コンセプト-X」は、コドモと並んで展示された。これはコドモ向けアミューズメント施設「kizania TOKYO」に展示予定のものだという。
これはこれで楽しい提案ではあったが、注目の「コンセプト-X」は、2005年東京モーターショーの時から劇的に変わったところがない。エンジンや内装をもう少し公開してくれれば、モーターショーまでの期待感をさらに増幅できたかもしれないのに……。
■軽自動車も元気
「eKワゴン」は女性向けに仕立てられた2台が並ぶ。サーフブランド「ROXY」とのコラボモデルや、インテリアブランド「ancel」と共同で企画した車両などには、ねらいどおり女性が多く近寄っていたのを見かけた。
エアロパーツだけでなく、オーディオも満載した「i FEAST」などもあり、マーケットで絶好調の軽自動車のチューンは華やいでいるようだ。
「人とちょっと違うクルマ」を求めるカスタマイズは、乗用車でも軽自動車でも同じはず。日産ブースでもオーテックが「オッティ」をカスタマイズしていたりと、これからさらにメーカー系カスタマイズパーツが増えてくるかもしれない。
(文=webCG本諏訪裕幸/2007年1月)
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