「レンジローバー」に新たな3リッターV6モデル

2013.02.21 自動車ニュース webCG 編集部

「レンジローバー」に新たな3リッターV6モデルが登場

英ジャガー・ランドローバーは2013年2月20日、高級SUV「レンジローバー」に、新開発のV6エンジンを搭載すると発表した。

2012年8月にその概要が発表され、2013年1月に日本上陸を果たした、第4世代の「レンジローバー」。デビュー当初のガソリンエンジンは、出力が異なる2種類のV8ユニットに限られたが、このたび新たにスーパーチャージャー付きの3リッターV6も用意されることになった。

新エンジンは、340ps/6500rpmと45.9kgm/3500-5000rpmを発生。先にジャガーのミドル級セダン「XF」にも採用されているものと基本構造は同じだが、悪路の走行を想定して出力特性やオイルパンの形状が改められるなど、「レンジローバー」独自のチューニングが施されている。
組み合わされるトランスミッションは、ZF製の8段AT。0-100km/h加速を7.4秒でこなすパフォーマンスを発揮しながら、CO2排出量は5リッターV8モデルより15%少ないと、ランドローバーは胸を張る。

このV6エンジン搭載車は、今後世界の主要マーケットで展開されるとのことだが、日本市場への導入時期は、いまのところ未定となっている。

(webCG 関)

第4世代となる新型「レンジローバー」。写真はV8エンジンを搭載する「5.0 V8ヴォーグ」。
第4世代となる新型「レンジローバー」。写真はV8エンジンを搭載する「5.0 V8ヴォーグ」。 拡大

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