630psのサーキット用マクラーレンがお目見え

2012.08.16 自動車ニュース

630psのサーキット用マクラーレン「12C Can-Am Edition」登場

英マクラーレン・オートモーティブは2012年8月15日、米カリフォルニア州で開催される自動車イベント「コンクール・デレガンス」に、コンセプトモデル「マクラーレン12C Can-Am Edition(カンナム エディション)」を出展すると発表した。

「マクラーレン12C Can-Am Edition(カンナム エディション)」は、サーキットでの使用を前提としたコンセプトモデル。
実際にレースを戦う「12C GT3」をベースとするものの、「12C Can-Am Edition」自体はワンオフのデザインスタディーであり、構造上、FIAのレギュレーション等には適合していない。

外観で目を引くのは、限界までローダウンされた車体に装着された、ド派手なチンスポイラーやリアウイング、リアディフューザーなど。これら空力性能の追求により、走行中に得られるダウンフォースは30%もアップしたという。
エンジンカバーやサイドミラー、リアウイングなどにはカーボン材を採用(リアウイングのステーはアルミ製)。車重は、ノーマルの「マクラーレンMP4-12C」よりも100kg以上軽い1200kgにおさまっている。

ミドに搭載されるエンジンは、市販車に用いられる3.8リッターV8ツインターボがベース。ただし、エンジン本体および冷却システムには“さらなる最適化”が施され、シリーズ最強となる630psを発生する。
増大したパワーを受け止めるブレーキシステムは、日本の曙ブレーキ製。鍛造の軽量アロイホイールには、ピレリのスリックタイヤが組み合わされる。

ロールケージが張り巡らされるインテリアもまた、レーシング仕様そのものだ。ダッシュボードやサイドシルは、お約束のカーボン製。フルバケットシートや6点式シートベルトに加えて、ルイス・ハミルトンが駆るF1マシンをヒントに開発したという、「12C GT3」と同じ非円形のステアリングホイールがドライバーを迎える。いまやレースで必須のアイテムとなりつつある空調設備も備わる。

「12C Can-Am Edition」の実車は、2012年8月19日に米カリフォルニア州ペブルビーチで開催される自動車イベント「コンクール・デレガンス」において公開される。

(webCG 関)


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