第7戦カナダGP決勝結果【F1 2012 速報】
2012.06.11 自動車ニュース【F1 2012 速報】第7戦カナダGP、7人目のウィナーはハミルトン
F1世界選手権第7戦カナダGP決勝が、2012年6月10日、カナダはモントリオールのジル・ビルヌーブ・サーキット(4.361km)を70周して行われた。
混戦模様の今シーズン、7戦して7人目のウィナーが誕生した。マクラーレン・メルセデスのルイス・ハミルトンが、予選2位から最初のピットストップでトップに立ち、以降はレースをコントロール。2ストップ作戦を成功させ、今季初、カナダでは3度目となる優勝を飾った。マクラーレンにとっては開幕戦に次ぐ2勝目となる。
2位はロータス・ルノーのロメ・グロジャン。7番グリッドからスタートし1ストップ作戦を敢行、レース終盤に失速したフェラーリのフェルナンド・アロンソを抜いて自身最高位、第4戦バーレーンGP以来となる今季2度目の表彰台を獲得した。
3位に入ったのはザウバー・フェラーリのセルジオ・ペレス。やはり1回しかタイヤを交換せず、優勝目前の2位でゴールした第2戦マレーシアGPに次ぐポディウムにのぼった。
ポールシッターだったレッドブル・ルノーのセバスチャン・ベッテルは、最初のスティントで首位を守ったもののピットストップでハミルトン、アロンソに先を越され、残り6周でタイヤがもたずたまらず2度目のタイヤ交換、結果4位に終わった。いっぽう1ストップで優勝を狙ったアロンソはその策が実らず、ゴールまであと数周となった時点でトップからズルズルと後退し、5位でチェッカードフラッグを受けた。
2ストップでニコ・ロズベルグのメルセデスが6位、同じくレッドブルのマーク・ウェバー7位。ロータスのキミ・ライコネンは予選12位から1ストップでポイント圏内の8位フィニッシュ、ザウバーの小林可夢偉も1回のタイヤ交換のみで走り切り9位、そしてフェラーリのフェリッペ・マッサが2ストップで10位に入った。
以下、11位ポール・ディ・レスタ(フォースインディア・メルセデス)、12位ニコ・ヒュルケンベルグ(フォースインディア)、13位パストール・マルドナド(ウィリアムズ・ルノー)、14位ダニエル・リチャルド(トロロッソ・フェラーリ)、15位ジャン=エリック・ベルニュ(トロロッソ)、16位ジェンソン・バトン(マクラーレン)、17位ブルーノ・セナ(ウィリアムズ)、18位ヘイキ・コバライネン(ケイターハム・ルノー)、19位ビタリー・ペトロフ(ケイターハム)、20位シャルル・ピック(マルシャ・コスワース)が完走した。
開幕からポールポジション2回連取、フロントローにも度々顔を出すもなかなか優勝という結果がともなわなかったハミルトンがようやく勝ったことで、88点でポイントリーダーに躍り出た。チャンピオンシップ2位のアロンソは86点、同じく3位ベッテルは85点、4位ウェバー79点、5位ロズベルグ67点と変わらずの接戦状態が続く。
チームランキングは、レッドブルが164点で首位を守り、2位マクラーレンが133点で追う。フェラーリを抜きロータスが108点で3位、フェラーリ97点で4位、そしてメルセデスが69点で5位につける。
(文=bg)
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