開会式の様子。写真中央は、あいさつを述べる、トヨタの豊田章男社長。
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トヨタのファン感謝イベント「TOYOTA GAZOO Racing FESTIVAL 2013」開催
2013年11月10日、静岡県小山町の富士スピードウェイで「TOYOTA GAZOO Racing FESTIVAL(トヨタ・ガズー・レーシング・フェスティバル) 2013」が開かれた。
開会式に人気アイドルグループ「AKB48」のメンバー6人が駆けつけるというサプライズも。登場するや、グランドスタンドがどよめいた。
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こちらはレーシングカーの同乗体験。SUPER GTの2013年シーズンを制したZENT CERUMO SC430(写真)のほか、ニュルを走った「LFA」などマシンもさまざま。
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特設コースで豪快にジャンプする、パリダカ仕様の「ランドクルーザー」。三橋淳選手のドライブで、同乗体験が可能。
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ピットにもレーシングカーがずらり。2014年からSUPER GTのGT500クラスに投入されるニューマシン(写真)も並べられた。
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この日は、「トヨタ・セリカTCT」を駆り1980年代に活躍したラリードライバー ビョルン・ワルデガルド氏(写真左)が来場。デモランやサイン会を精力的にこなした。
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「トヨタ86」と「スバルBRZ」によるワンメイクレースの様子。計10台によるバトルを制したのは、86を駆る脇阪寿一選手だった。
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■雨にも負けず、ファンが集結
「TOYOTA GAZOO Racing FESTIVAL」は、毎年恒例となっているトヨタのファン感謝イベント。その前身となる「TOYOTA MOTOR-SPORTS FESTIVAL」も含めると、今年で13回目の開催となる。
富士スピードウェイのグランドスタンド前で開かれた開会式(ウェルカムセレモニー)には、トヨタのモータースポーツ活動に関わりのあるレーシングドライバー50人以上が整列。その代表として、同社の豊田章男社長が2013年に行われたレースを振り返るとともに、「(それらの競技で)活躍できたのは、ここにいるドライバー、そしてみなさん、ファンのおかげです」などとあいさつを述べた。
当日の天候は、残念ながら雨。しかし、イベント広場で行われたレーシングドライバーのトークショーやサイン会は盛況で、サーキットの走行イベントもすべてキャンセルされることはなかった。
早朝に行われた「世界最大級の86/BRZパレードラン」では、看板どおり、608台もの「トヨタ86」と「スバルBRZ」が行進。“パレード系”では、このほかにも、各トヨタ車のオーナーズクラブによるものや、「愛車自慢コンテスト」参加車のプログラムなどが実施された。
レーシングカーに同乗しての体験走行や、大型バスに乗って並走するレーシングカーを間近に見る「サーキットサファリ」などの“非日常体験系”も、もともとマニアの多いフェスティバルでは大人気だ。
あいにくのウエットコンディションながら、“デモラン系”もアツかった。「チーム・トヨタ・メモリアルラン」でレーシングカー「トヨタ7」が往時をしのばせる爆音を響かせたほか、ニュルブルクリンク24時間耐久レースの参戦マシンによるエキシビションレースでは、「レクサスLFA」や「トヨタ86」とともにスバルの「WRX STI」も激走。
続く「86/BRZワンメイクスペシャルレース」では、デモレースながらヒートアップしすぎたのか、スピンする車両も見受けられた。
トヨタによれば、この日の来場者数は、昨年を上まわる3万3000人。当日の天候とは対照的な、参加者の熱意が印象的だった。
(webCG 関)
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