日産が新型「ムラーノ」を発表【ニューヨークショー2014】

2014.04.18 自動車ニュース webCG 編集部
「日産ムラーノ」
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【ニューヨークショー2014】日産が新型「ムラーノ」を発表

日産自動車は2014年4月16日、ニューヨーク国際オートショーで新型「ムラーノ」を世界初公開した。

ムラーノは2002年の発売以来、世界で累計94万台以上が販売されているSUVの世界戦略車である。今回発表されたのは、その3代目に当たるモデル。

エクステリアデザインは、ブーメランシェイプのライトや後端をブラックアウトしたサイドウィンドウなど、2013年のデトロイトショーで発表されたコンセプトカー「レゾナンス」の特徴を受け継いだものとなっている。ボディーサイズは初代や2代目とほぼ同等だが、若干車高を下げ、車幅を広げ、全長を伸ばしたことで空力性能を向上させている。さらにフェンダーリップやリアバンパー、リアスポイラーなど、各部の形状や仕上げを改善することにより、Cd値はスポーツカーと同レベルの0.31に抑えている。

一方インテリアでは、従来モデルより高さを抑えたインストゥルメントパネルの中央に、タッチコントロール機能付きの8インチのディスプレイを装備。スイッチの数を25個から10個に減らすことで、使い勝手を改善している。

また、メーター内に7インチのDRIVE-ASSISTディスプレイを採用。温度調節機能付きのシート(後席はヒーターのみ)や、ステアリングヒーター、ステアリングポジションメモリー機能など、多数の快適装備を設定している。

エンジンは最高出力260psの3.5リッターV6で、トランスミッションにはエクストロニックCVTを採用。車両の軽量化や空力性能の向上、パワーユニットの効率改善などにより、燃費性能は従来モデルより約20%向上しているという。

生産はミシシッピ州のキャントン工場で行い、そこから世界100以上の国へ輸出を行う予定だ。

(webCG)

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