「Honda Racing THANKS DAY 2014」開催
2014.11.25
自動車ニュース
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「Honda Racing THANKS DAY 2014」開催
2014年11月23日、ホンダによる恒例のファン感謝イベント「Honda Racing THANKS DAY 2014」が栃木県のツインリンクもてぎで開催された。
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■一番人気はあのマシン
今年最後の連休の中日、好天に恵まれたツインリンクもてぎに、ホンダのマシンを駆るドライバーとライダー、そして1万3000人のファンが集まった。
イベントではホンダのドライバー/ライダーたちが、今季活躍したSUPER GTやスーパーフォーミュラ、ロードレースなどのマシンを使ってさまざまなパフォーマンスを見せるほか、トークショーやエキシビションレースなどにより、ファンを楽しませてくれる。
会場となったツインリンクもてぎでは、グランドスタンドとレーシングコースのメインストレートとのあいだに仮設の「ビクトリースタンド」が用意され、これまで以上に間近で迫力あるパフォーマンスが見られるのも、ファンにとってはうれしいニュースだ。
この日はプログラムが朝からめじろ押し。レーシングコースでは2013年まで活躍したSUPER GTマシン「HSV-010 GT」の同乗体験走行から始まり、SUPER GT現役マシン「NSX CONCEPT-GT」と「CR-Z GT」によるスペシャルレース、全日本ロードレース選手権で活躍するマシンのスペシャルランなど、コースから目が離せない状況。さらに、「N-ONE」のワンメイクレース車両を使ったエキシビションレースには現役ドライバーに混じり、高橋国光さんや中嶋 悟さんが参加。フロントローからスタートしたお二人を、インディカー・シリーズで活躍する佐藤琢磨選手が大人げなくパスするパフォーマンスが観客の笑いを誘う。
そんな中、観客の視線をくぎ付けにしたのが、ホンダコレクションホール所蔵の「マクラーレンMP4/4」(1988)と「MP4/6」(1991)によるデモンストレーション走行。MP4/4には佐藤琢磨選手が、MP4/6には塚越広大選手が乗り、午前と午後の各1回、レーシングコースに迫力あるサウンドを響かせた。メンテナンスが行われていたホンダコレクションホールのピットにも常に大勢のファンが押し寄せ、ホンダにとってもファンにとってもF1の栄光が大きな財産であることがうかがえる。
2015年にはパワーユニットサプライヤーとしてF1に復帰するホンダ。果たしてファンの期待に応えることができるのか、また、来年の「Honda Racing THANKS DAY」ではどんな報告をしてくれるのか、2015年も彼らの活躍から目が離せない。
(文と写真=生方 聡)