トヨタ、2017年参戦に向けたWRC推進体制を発表

2015.07.07 自動車ニュース webCG 編集部

トヨタ、トミ・マキネン氏をチーム代表に迎えWRC参戦の準備を推進

トヨタ自動車は2015年7月7日、2017年に「ヤリスWRC」で参戦を予定しているFIA世界ラリー選手権(WRC)の推進体制を発表した。

豊田章男社長(写真左)とトミ・マキネン氏(同右)
豊田章男社長(写真左)とトミ・マキネン氏(同右) 拡大

参戦チームの名称は「TOYOTA GAZOO Racing」。これは同年4月にトヨタが発表した「モータースポーツ活動が『もっといいクルマづくり・クルマファンづくり』の主軸であることをより明確にするため、すべてのモータースポーツ活動をGAZOO Racingの活動として一本化する」という取り組みの一環であることを示しており、チーム総代表には豊田章男社長が、チーム代表にはトミ・マキネン氏が、それぞれ就任する。

チーム総代表を務める豊田社長は、「お客さまが普段走る『道』を舞台に、いかに速く走るかを競うラリーは、もっといいクルマをつくりたいと願う私どもトヨタにとって最高の場であり、中でも、その最高峰であるWRCは、世界の道を知る上で最適な舞台であると考え、その道に再び挑むことを決意しました。この素晴らしい競技を守り続けてきた他の自動車メーカー、参加者、競技関係者そしてファンの皆さまに敬意を表しながら、トヨタはラリーに再び挑戦いたします。皆さま、よろしくお願いいたします」とコメントしている。

(webCG)
 

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