新型「BMW 8シリーズ」を示唆するコンセプトモデル登場
2017.05.26 自動車ニュース![]() |
独BMWは2017年5月25日(現地時間)、イタリア・コモで開催されたヒストリックカーイベント「コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステ」において、「コンセプト8シリーズ」を発表した。
8シリーズ クーペとして製品化
BMWのコンセプト8シリーズは、2018年の発売が予定される大型ラグジュアリー2+2クーペ「8シリーズ クーペ」の姿を示唆するデザインスタディーモデル。
「バルセロナグレー」と名付けられたボディーカラーをまとうエクステリアは、長いボンネットや流麗なルーフラインが特徴。彫刻的なデザインのリアランプでボディーのワイドさも強調される。低い位置に設けられた大型のキドニーグリルや、天地に薄いヘッドランプ、立体的な面構成のドアパネルなども個性的なディテールとなっている。マルチスポークデザインの21インチアロイホイールや大きく膨らんだリアフェンダーは、躍動感を表現するとともに、同モデルが後輪駆動であることを印象づける。
インテリアは、ツートンカラーのメリノレザー仕立て。インストゥルメントパネルからドアパネルにかけての流れるような移り変わりが見どころで、高さのあるセンターコンソールと相まって、スポーツクーペらしい包まれ感が演出されている。
カーボン製のシェルと上質なレザーで仕立てられた薄型のスポーツシート、ハンドポリッシュのアルミ製スポークや赤くコーティングされたシフトパドルを持つステアリングホイール、スワロフスキーのガラスで作られたシフトレバーやiDriveコントローラーも、コンセプト8シリーズならではの装備となっている。
(webCG)