トーヨーから低燃費&長持ちな新タイヤ「SD-7」が登場
2018.02.23 自動車ニュース東洋ゴム工業は2018年2月22日、低燃費タイヤの新製品「SD-7」を同年4月1日に発売すると発表した。
SD-7は、低燃費性能と耐摩耗性能の両立をうたう乗用車用のスタンダードタイヤである。開発には東洋ゴム独自の材料設計技術やシミュレーション技術が用いられており、トレッド面については操縦安定性を高めるためにワイドを図るとともに、外側からの力による変形に強い高剛性リブパターンを採用。摩耗の抑制と転がり抵抗の低減を両立しているという。
また、高硬度のプライトッピングやビードフィラーの採用によって強化されたタイヤの剛性も、操縦安定性の向上に貢献。走行時のエネルギーロスを低減するため、ゴムの配合も見直されている。
これらの技術の採用により、SD-7は従来製品の「TEO plus」より転がり抵抗が17%低減するとともに、耐摩耗性能(摩耗ライフ)が12%向上。タイヤラベリング制度では、転がり抵抗は5段階評価中3段階目の「A」、ウエットグリップ性能については4段階評価中3段階目の「c」を取得している。なお、同時に発売となる小型車/軽自動車用の「SD-k7」については、転がり抵抗は5段階評価中4段階目の「B」、ウエットグリップ性能については4段階評価中4段階目の「d」、ないし3段階目の「c」となっている。
サイズは、SD-7が155/80R13から225/45R18までの21種類。SD-k7が135/80R12から165/50R15までの14種類。ともにオープン価格での販売となる。
(webCG)
![]() |
関連キーワード:
タイヤ・スタッドレスタイヤ, 自動車ニュース
-
NEW
日産GT-R50 by Italdesign
2021.1.16画像・写真日産が「GT-R50 by Italdesign」のテストカーを東京・銀座の「NISSAN CROSSING」に展示。「GT-R NISMO」をベースに伊イタルデザインと共同開発したモデルで、2021年中旬より順次納車が開始されるという。世界限定50台のスペシャルモデルを、写真で紹介する。 -
NEW
第638回:京都で最新EV「ポルシェ・タイカン」と歴代クラシックポルシェに触れる
2021.1.16エディターから一言最新のフルEV「ポルシェ・タイカン」の登場に合わせ、ドイツ・シュトゥットガルトのポルシェミュージアムから貴重な3台のクラシックモデルが日本上陸。幸運にもタイカンとともに、冬の京都を舞台に試乗するチャンスに恵まれた。 -
NEW
シトロエン・ベルランゴ フィール(FF/8AT)【試乗記】
2021.1.16試乗記先行導入された特別仕様車「デビューエディション」があっという間に売り切れた「シトロエン・ベルランゴ」が、ついにカタログモデルとして正式に上陸。エントリーグレード「フィール」を連れ出し、フレンチMPVのニューフェイスが秘める“素”の魅力を探った。 -
NEW
福野礼一郎の新刊『福野礼一郎 あれ以後全集9 完結編』発売!
2021.1.15From Our Staff自動車評論家、福野礼一郎が『CG』本誌をはじめ、各誌で執筆した作品を年代ごとに収録した『福野礼一郎 あれ以後全集』シリーズの第9弾がついに発売。今回は、2016年から2018年までの著作を集めた“完結編”で、読み応えある390ページ超、全41編を収録しています。 -
第31回:ボルボからオキテ破りの電撃移籍! 豪腕社長はプジョー&シトロエン&DSをどう料理する?
2021.1.15小沢コージの勢いまかせ!! リターンズ日本におけるボルボ躍進の立役者と言っても過言ではない木村隆之さんが、ボルボ・カー・ジャパンの社長からグループPSAジャパンの社長に電撃移籍。就任2日目でご多忙のところに不肖・小沢コージがお邪魔し、アレコレ聞いてきました。 -
日産キックスAUTECH/ノートAUTECH/エルグランドAUTECH
2021.1.15画像・写真「プレミアムスポーティー」を開発コンセプトに掲げ、日産車の独創的なカスタマイズカーを製作するオーテック。最新モデルである「キックスAUTECH」をはじめ、昨年デビューしたばかりの「ノートAUTECH」「エルグランドAUTECH」の詳細な姿を、写真で紹介する。