【パリモーターショー2018】プジョー、往年の「504クーペ」がモチーフのEVを発表

2018.10.05 自動車ニュース webCG 編集部
「プジョーeレジェンドコンセプト」は、往年の「504クーペ」をモチーフにデザインしたピュアEVで、600kmの航続距離と220km/hの最高速度を誇る。
「プジョーeレジェンドコンセプト」は、往年の「504クーペ」をモチーフにデザインしたピュアEVで、600kmの航続距離と220km/hの最高速度を誇る。拡大

仏プジョーは2018年10月2日、往年の名車「504クーペ」をモチーフにしたEVコンセプトを、パリモーターショー(開催期間:10月2日~14日)において公開した。

通常のダッシュボードの代わりに、49インチの液晶パネルを装備。
通常のダッシュボードの代わりに、49インチの液晶パネルを装備。拡大
2つある自動運転モードを選ぶと、ステアリングホイールが格納される。
2つある自動運転モードを選ぶと、ステアリングホイールが格納される。拡大
現行プジョー各車にも採用されている「3本の爪痕」をモチーフにしたテールライトデザインを採用。
現行プジョー各車にも採用されている「3本の爪痕」をモチーフにしたテールライトデザインを採用。拡大

今回会場に展示されたコンセプトモデルは、「eレジェンドコンセプト」と呼ばれるフルEVで、100kWhのバッテリーと2基のモーターを搭載し4輪を駆動、最高出力462ps、最大トルク800Nmを発生する。最高速度は220km/h、WLTPモードで600kmの航続距離を実現し、そのうち500kmの走行分を25分の充電でカバーするという。

ボディーサイズは全長×全幅×全高=4650×1930×1370mm、ホイールベースは2690mmで、19インチタイヤを装着。デザインモチーフは1969年に誕生したピニンファリーナデザインの504クーペになる。

インテリアでは、通常ダッシュボードのある位置にカーブした49インチの液晶パネルを置き、さらにドアには29インチ、サンバイザーには12インチの液晶パネルを配置している。

また、「ソフト」と「シャープ」という2つの自動運転モードを用意しており、自動運転の際にはステアリングホイールがダッシュボードに格納される。手動運転モードでは「レジェンド」と「ブースト」の2つのモードを用意し、「レジェンド」の場合は504クーペをイメージしたインテリアがモニターに映し出され、「ブースト」を選ぶとモニターに前方の道路が映し出されるという。

(webCG)

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