「アルピナB4 Sビターボ」に世界限定99台の特別なモデル登場

2018.11.16 自動車ニュース webCG 編集部
「アルピナB4 Sビターボ エディション99クーペ」
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独アルピナの日本総代理店であるニコル・オートモビルズは2018年11月16日、「アルピナB4 Sビターボ クーペ/カブリオ」に設定された限定モデル「エディション99」を発表。同日受注を開始した。

「B4 Sビターボ エディション99カブリオ」
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フェリックグレーの20インチ鍛造アルピナクラシックホイール。
フェリックグレーの20インチ鍛造アルピナクラシックホイール。拡大
「B4 Sビターボ エディション99クーペ」の電動スポーツシート。
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アルミ削り出しのシフトパドル。
アルミ削り出しのシフトパドル。拡大
「B4 Sビターボ エディション99カブリオ」のシート。
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エンジンルームに貼られたプロダクションプレート。
エンジンルームに貼られたプロダクションプレート。拡大
「B4 Sビターボ エディション99クーペ」
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標準モデルとは異なる仕立ての内外装が魅力

アルピナB4 Sビターボは、3リッター直6直噴ツインターボエンジンを搭載した高性能クーペおよびカブリオレである。

エディション99は、同車をベースとしたグローバルでの販売台数99台という限定モデルで、エクステリアについてはブラック・ハイグロス仕上げのトリムエレメントや、フェリックグレーの20インチ鍛造アルピナクラシックホイールなどで標準モデルと差異化。ボディーカラーは「アルピナブルー」「グリージョメディオ」「ファイヤーオレンジ」「ブラックサファイア」「ミネラルホワイト」の5色で、オプションでマットブラック、マットブルーの2種類の専用アルピナ・デコセットも用意している。

一方インテリアでは、ラヴァリナレザーを手作業で仕上げたアルピナスポーツ・ステアリングホイールに、無垢(むく)のアルミニウムから削り出したシフトパドルを採用。ステアリングに施される、ボディーカラーに合わせた色のステッチも特徴となっている。インテリアトリムにはアルピナ・ピアノブラックのほか、オプションとしてアルカンタラ・アンソラジットとカーボン調レザーを用意しており、フロアとトランクにはブラックの縁取りのレザーを用いた手仕上げのマットを採用。センターコンソールとエンジンルームには、プロダクションナンバーを刻印した専用のプレートを装着している。

シートの仕様はクーペとカブリオで異なり、前者には優れたサポート性を実現するために、ハーフシェルタイプの電動スポーツシートを装備。快適性を高めるため、外側にはメリノレザー、中央部分にはアルカンタラ・アンソラジットの表皮を用いている。一方カブリオのシート表皮には「ブラック」「ゴールドブラウン」「カシミアベージュ」「ナツメグ」「オパールホワイト」の5色から選べるメリノレザーを採用。またカブリオでは、レザーフィニッシュド・インストゥルメントパネルが標準装備となる。

走りに関する部分についても手を加えており、マフラーにはアクラポビッチ社と共同開発した専用の軽量チタン製エキゾーストシステムを採用。手作業で溶接したツインエキゾーストテールパイプはマットなチタン仕上げで、7kgの軽量化と堂々たるエンジン音を実現しているという。また、スポーティーな走行を好むオーナー向けに、コーナリング時のトラクションを高めるリミテッドスリップディファレンシャルもオプションで用意している。

価格は以下の通り。

  • B4 Sビターボ エディション99クーペ:1369万円(左ハンドル)
  • B4 Sビターボ エディション99クーペ:1397万円(右ハンドル)
  • B4 Sビターボ エディション99カブリオ:1469万円(左ハンドル)
  • B4 Sビターボ エディション99カブリオ:1497万円(右ハンドル)

納車開始は2019年4月を予定している。

(webCG)

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