DeNAとSOMPOが提携 新サービス「0円マイカー」を発表

2019.02.28 自動車ニュース
左から、ディー・エヌ・エーの中島 宏氏と、南場智子会長、SOMPOホールディングスの西澤敬二社長、中村愼一氏。
左から、ディー・エヌ・エーの中島 宏氏と、南場智子会長、SOMPOホールディングスの西澤敬二社長、中村愼一氏。拡大

ディー・エヌ・エー(DeNA)とSOMPOホールディングスは2019年2月28日、個人間カーシェア事業の合弁会社DeNA SOMPO Mobilityと、マイカーリース事業の合弁会社DeNA SOMPO Carlifeの設立に関する合意書を締結したと発表した。

ディー・エヌ・エーの南場会長。「ユーザーの不安が個人間カーシェアのボトルネックとなっており、それを取り除くためにSOMPOホールディングスと組んでいきたい」と語った。
ディー・エヌ・エーの南場会長。「ユーザーの不安が個人間カーシェアのボトルネックとなっており、それを取り除くためにSOMPOホールディングスと組んでいきたい」と語った。拡大
SOMPOホールディングスの西澤敬二社長。「マイカー保有の負担を軽減し、より多くのお客さまに安心で安全なカーライフを送ってほしい」と語った。
SOMPOホールディングスの西澤敬二社長。「マイカー保有の負担を軽減し、より多くのお客さまに安心で安全なカーライフを送ってほしい」と語った。拡大
ディー・エヌ・エーでオートモーティブ事業を統括する中島氏。新設された2つの合弁会社の社長を務める。
ディー・エヌ・エーでオートモーティブ事業を統括する中島氏。新設された2つの合弁会社の社長を務める。拡大
個人間カーシェアサービス「Anyca」のアプリ画面。
個人間カーシェアサービス「Anyca」のアプリ画面。拡大

Anycaの運営はDeNAから合弁会社に移管

今回の合弁会社設立は、これまでDeNAが運営してきた「Anyca(エニカ)」の事業拡大、ならびに新たなマイカーリース事業の発足を目的としたものである。

Anycaは2015年9月にDeNAがスタートさせた個人間カーシェアサービスで、会員数20万人以上、登録車数7000台以上と、市場をけん引する存在となっていた。今後は、DeNA SOMPO Mobilityがこの事業を引き継ぎ、2019年4月に運営を開始。保険による安心・安全の担保を目的に、現在主流の24時間単位の自動車保険よりも、さらに個人間カーシェアに特化した専用保険の提供を検討しているという。

また、SOMPOは自動車保険事業で収集した1300万件もの保険データを活用し、全国5万店の保険代理店を介してユーザーにAnycaの利用を提案。利用者の拡大を目指すとしている。

これまでのノウハウを生かした新サービスも

また、カーシェアの利用を活性化することを目的に、キーのやり取りなしにクルマの受け渡しを可能にするスマートデバイスを2020年度中に導入する計画や、新たなサービス「0円マイカー」の提供についても発表された。

0円マイカーは、DeNA SOMPO Mobilityがレンタカー登録とスマートデバイスの取り付けを行った車両を、ユーザーに提供するサービスである。車両の管理とカーシェアの実施を条件に、ユーザーは駐車場代をはじめとした一部費用の出費のみで、一定回数クルマを利用することが可能となる。また、すでにマイカーを所有しているユーザーに対しては、車両のレンタカー登録とスマートデバイス取り付けを同社が行い、カーシェアをすることを条件に定額を支給するとしている。

サブスクリプションとカーシェアで実質負担を低減

一方、DeNA SOMPO Carlifeは、名称非公表ながら新形態のマイカーリース事業を2019年6月から展開するとしている。その最大の特徴は、DeNA SOMPO Carlifeで個人リースしたクルマをAnycaでシェアする仕組みの提案だ。ユーザーはリース車両をAnycaのカーシェアに提供することで、自動車の利用にまつわる実質負担を大幅に低減することができるという。まずは2019年6月に専業保険代理店での取り扱いを開始。首都圏、愛知、大阪の3地域から順次販売地域を拡大し、将来的には月間1000台規模の販売を計画している。

(webCG)

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