TOYOTA GAZOO Racingが2022年のモータースポーツ参戦体制を発表

2021.12.07 自動車ニュース webCG 編集部
2022年シーズンに向けての、TOYOTA GAZOO Racingによるモータースポーツ参戦体制発表イベントの様子。
2022年シーズンに向けての、TOYOTA GAZOO Racingによるモータースポーツ参戦体制発表イベントの様子。拡大

TOYOTA GAZOO Racing(以下、TGR)は2021年12月6日、2022年に開催が予定されているモータースポーツへの参戦体制を発表した。

WEC参戦マシン「GR010ハイブリッド」。写真は2021年シーズンのもの。
WEC参戦マシン「GR010ハイブリッド」。写真は2021年シーズンのもの。拡大
SUPER GTには2022年も6チームが計6台の「GRスープラGT500」で参戦する。
SUPER GTには2022年も6チームが計6台の「GRスープラGT500」で参戦する。拡大

主なところでは、WEC(世界耐久選手権)に引き続き参戦。最高峰となるハイパーカーカテゴリー(LMH車両)に以下の2チーム体制でエントリーする。マシンは2021年と変わらず「GR010ハイブリッド」。7号車の小林可夢偉は、チーム代表も務める。

  • No.7:マイク・コンウェイ/小林 可夢偉/ホセ・マリア・ロペス
  • No.8:セバスチャン・ブエミ/ブレンドン・ハートレー/平川 亮

同じく世界戦となるWRC(世界ラリー選手権)には、「GRヤリス」をベースにハイブリッドシステムを搭載したマシン「GR YARIS Rally1」で、トップカテゴリーとなるRally1クラスに参戦。以下の4台体制(名称はドライバー/コ・ドライバー)で、3タイトル(マニュファクチャラー、ドライバー、コ・ドライバー)の2年連続獲得を目指す。

  • No.33:エルフィン・エバンス/スコット・マーティン
  • No.69:カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン
  • No.1:セバスチャン・オジエ/ベンジャミン・ヴェイラ
  • No.4:エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム

国内選手権のSUPER GTについては、GT500クラスのみ参戦体制を発表。トヨタカスタマイジング&ディベロップメント(TCD)を通じて、以下の6チーム・6台の活動を支援する。

  • No.14 TGR TEAM ENEOS ROOKIE(大嶋和也/山下健太)
  • No.19 TGR TEAM WedsSport BANDOH(国本雄資/阪口晴南)
  • No.36 TGR TEAM au TOM'S(坪井 翔/ジュリアーノ・アレジ)
  • No.37 TGR TEAM KeePer TOM'S(サッシャ・フェネストラズ/宮田莉朋)
  • No.38 TGR TEAM ZENT CERUMO(立川祐路/石浦宏明)
  • No.39 TGR TEAM SARD(関口雄飛/中山雄一)

参戦マシンの「GRスープラGT500」と各車のカーナンバー、チーム名などは2021年シーズンと変わらない。

ドライバーは阪口晴南とジュリアーノ・アレジが新たにエントリー。阪口晴南は19号車のシートを得て、2021年に19号車を駆った宮田莉朋は37号車をドライブ。ジュリアーノ・アレジは36号車のステアリングを握り、2021年シーズンを36号車で戦った関口雄飛は39号車のドライバーとなる。

(webCG)

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