インディアンが新型車「パースート」を発売 大排気量エンジンを搭載したビッグツアラー

2022.02.24 自動車ニュース webCG 編集部
インディアン・パースート リミテッド
インディアン・パースート リミテッド拡大

米インディアンモーターサイクルは2022年2月22日(現地時間)、ツアラータイプの大型二輪モデル「パースート」を発表した。

 
インディアンが新型車「パースート」を発売 大排気量エンジンを搭載したビッグツアラーの画像拡大
 
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インディアン・パースート ダークホース
インディアン・パースート ダークホース拡大
 
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巨大なエンジンと充実装備で快適性を追求

インディアン・パースートは、大排気量のV型2気筒エンジンを搭載した新型のビッグツアラーである。クラストップレベルのパフォーマンスやシームレスな乗り心地、充実した装備などが特徴として挙げられており、日本へは上級仕様の「ダークホースwithプレミアムパッケージ」と「リミテッドwithプレミアムパッケージ」が導入される。

エンジンは「パワープラス」と呼ばれる排気量1768ccの水冷V型2気筒SOHCで、最高出力122HP、最大トルク178N・mを発生。パースートおよび2022年型「チャレンジャー」のユニットは既存のものより改良を受けており、低速域での操縦性が向上しているという。また、安全なライディングをアシストする機能として、BOSCH製のIMU(慣性測定ユニット)を用いた「スマートリーンテクノロジー」を採用。ダイナミックトラクションコントロールやABS、コーナリングコントロール、ロワーフェアリング内蔵型のドライビングライトなども採用されている。

このほかにも、足まわりにはFox製の新型電動アジャスタブルリアサスペンションを装備。バイクのインフォテインメントシステムを介してプリロードの調整が可能で、乗車人数や積載する荷物の量に影響されず、常に好適なハンドリング特性とコンフォート性を得ることができるという。

ロングツーリングにおける快適性も追求しており、調整可能なウインドシールドや、ベンチレーション機能付きのロワーフェアリング、ヒーターを内蔵した新しいツーリングコンフォートシート、グリップヒーターなどを装備。7インチのタッチスクリーンディスプレイはBluetooth通信や携帯端末のミラーリング機能であるApple CarPlayに対応している。積載容量はカーゴトランクとサドルバックを合わせて35ガロン(132リッター)以上で、パワーロック機構が採用される。

カラーリングは、ダークホースwithプレミアムパッケージが「ブラックスモーク」「ルビーメタリック/ブラック」「スピリットブルーメタリック」「シルバークオーツスモーク」「パールホワイト/ブラック」「クオーツグレーメタリック」の6種類。リミテッドwithプレミアムパッケージが「ブラックメタリック」「ディープウオーターメタリック」「マルーンメタリック/クリムゾンメタリック」「アルミナジェイド/ブラックメタリック」の4種類。価格は前者が398万9000円、後者が403万9000円。

(webCG)

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