ビッグツインを積むホンダの新型スポーツバイク「ホーク11」がデビュー

2022.04.18 自動車ニュース webCG 編集部
ホンダ・ホーク11
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本田技研工業は2022年4月15日、新型ロードスポーツモデル「HAWK 11(ホーク11)」を同年9月29日に発売すると発表した。

写真の車体色は「パールホークスアイブルー」。
写真の車体色は「パールホークスアイブルー」。拡大
こちらは「グラファイトブラック」のモデル。ロケットカウルはシルバーで塗られる。
こちらは「グラファイトブラック」のモデル。ロケットカウルはシルバーで塗られる。拡大

ホーク11は、経験豊かなベテランライダーを主なターゲットとした、日本市場向けの大型モーターサイクル。一体成型FRP製のロケットカウルを特徴とするスポーツバイクらしいスタイリングに、大排気量の直列2気筒エンジンが組み合わされ、さまざまな走行シーンでライダーが充足感を得られる扱いやすいパッケージとされている。

車体のサイズは、全長×全幅×全高=2190×710×1160mmで、ホイールベースは1510mm。シート高は820mm、車重は214kgと公表される。

セミダブルクレードルフレームに抱かれるパワーユニットは、動弁系をユニカム形式とした水冷4ストロークの1.1リッター(1082cc)直列2気筒OHCエンジン。最高出力102PS、最大トルク104N・mを発生する。

走行状態に合わせて出力特性を変えられる走行モードのセレクター(スポーツ/スタンダード/レイン)が備わるほか、ダイレクトなスロットルレスポンスに寄与する「スロットルバイワイヤシステム(TBW)」、前輪の浮き上がりと後輪スリップを緩和する「Hondaセレクタブルトルクコントロール(HSTC)」なども搭載。その走りについてホンダは、スペックのみにとらわれない、スポーツバイクならではの楽しさや味わい深さを追求したとアピールしている。

なお、組み合わされるトランスミッションは6段MTで、足まわりについてはフロントがショーワの倒立フォーク、リアはモノサスとなっている。ホイールのサイズは前後とも17インチ。燃費はWMTCモードで21.2km/リッターである。

「低く構えたスタイリングで軽快な走りを予感させつつ、走り終えた後にも充足感に満たされるような、モダンで存在感のあるデザイン」とうたわれるホーク11。車体色は、ブルーを基調にロケットカウルを縁取るシルバーのアクセントを施した「パールホークスアイブルー」と、ブラックを基調にロケットカウルをシルバーに塗り分け精悍(せいかん)さを演出した「グラファイトブラック」が選べる。

価格は139万7000円。

(webCG)

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