ベスパの上級スクーター「GTV」が新型に 液晶モニターを採用するなど装備を強化

2023.07.18 自動車ニュース webCG 編集部
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ベスパGTV
ベスパGTV拡大

ピアッジオグループジャパンは2023年7月18日、新型「ベスパGTV」を発表し、同日、販売を開始した。

 
ベスパの上級スクーター「GTV」が新型に 液晶モニターを採用するなど装備を強化の画像拡大
 
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クラシックでパワフルな上級スクーターがモデルチェンジ

ベスパGTVは、フロントフェンダーに取り付けられた「ファロバッソ」(ローヘッドランプ)やむき出しの金属製パイプハンドルバーなど、クラシックな意匠を特徴とするモデルとして2006年に登場した。今回発表された新型では、2023年5月に発売された新型「GTS」シリーズと同様に大幅なアップデートが加えられた。

エンジンは“ベスパ史上最強”と称される排気量278ccの水冷単気筒SOHC 4バルブ「300hpe」で、最高出力23.8HP/8250rpm、最大トルク26N・m/5250rpmを発生。「ライディングを楽しみ、走ることの喜びを味わうことのできるモデル」と説明されている。

装備類もモダンになっており、特徴的なフェンダーライトをLED式に変更したほか、トップフェアリングに収まるメーターも、円形のリムは残しつつ完全にデジタル化。車速や燃費、航続距離、バッテリー電圧などの走行情報を表示するLCDディスプレイを採用した。またこのディスプレイは別売アクセサリーとして用意されるスマートフォン接続システム「ベスパMIA接続システム」にも対応しており、携帯端末のさまざまな情報を画面上で確認できるという。このほかにも、キーを挿入することなく始動できるキーレスシステムを標準装備。安全面では、ASR電子制御トラクションコントロールやアンチロックブレーキシステム(ABS)が標準で備わっている。

シートは2人乗りでありながらもスポーティーなシングル風のデザインが特徴で、オプションで往年の“レーシングベスパ”をほうふつとさせる、ボディーカラー同色のシートフェアリングも用意。このフェアリングは簡単に脱着が可能で、バイクのイメージを変えることができる。

カラーリングは「マテリアグレー」と同車専用色の「サッビアベージュ」の2種類で、いずれもヘッドランプのトリムリングやリアライトトリム、ボディーモール、パッセンジャー用のグラブハンドルとフットペグ、サイレンサーカバー、リアビューミラー、インストゥルメントブラケットなどをマットブラックで塗装。またトップフェアリングやホイール、リアカウルなどにオレンジのアクセントを施している。

価格は91万3000円。デリバリー開始は2023年8月上旬とされている。

(webCG)

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