三菱が軽ワンボックスの「ミニキャブバン/タウンボックス」にCVTを搭載
2024.03.14 自動車ニュース![]() |
三菱自動車は2024年3月14日、軽商用車「ミニキャブバン」と軽乗用車「タウンボックス」に一部改良を実施し、同日、販売を開始した。
![]() |
CVT仕様の4WD車は駆動システムを電子制御化
三菱ミニキャブバン/タウンボックスは、ワンボックスタイプの軽自動車であり、ミニキャブバンが商用車、タウンボックスが乗用車となる。三菱がスズキからOEM供給を受けて販売するモデルで、「スズキ・エブリイ/エブリイワゴン」の姉妹車にあたる。
今回実施された一部改良の内容は、2024年2月に行われたベース車の一部仕様変更に準じたもので、ミニキャブバンの一部のグレード、タウンボックスの全グレードにCVTを採用。CVT仕様の4WD車については、駆動システムを機械式4WDから電子制御4WDに変更し、走行モードには路面状況に応じて駆動力を制御する「4WD AUTO」を含め、3つのモードを設定した。さらに「ぬかるみ脱出アシスト」を採用し、泥道や砂地などからの脱出性能など、走破性も向上させているという。
これらを含む各モデルの変更点と価格は以下のとおり。
【ミニキャブバン】
「ブラボー」「G」「M」のトランスミッションにCVTを採用するとともに、4段AT、5段MTを継続採用するグレードとして「E」を新設定した。ターボ車のブラボーにはキーレスオペレーションシステムやスライドドアイージークローザー(後席両側)、運転席・助手席バニティーミラーなどを標準で装備し、商用のみならず乗用ユースでも使いやすい仕様としている。
またブラボーとGにはLEDヘッドランプや運転席シートヒーター、助手席シートバックテーブルも標準で採用。全グレードにリアパーキングセンサーとメーター内の表示灯を装備し、安全性も高めている。
価格は119万2400円から188万5400円。
【タウンボックス】
全グレードのトランスミッションを4段ATからCVTに変更。またLEDヘッドランプ、助手席シートバックテーブル、電動格納式リモコンドアミラー(LEDターンランプ・リモート格納付き)、本革巻きステアリングホイールを標準採用とし、装備を充実させた。
価格は192万1700円から214万9400円。
(webCG)