クラシックカーラリー「第18回コッパ ディ東京2024」開催

2024.11.29 自動車ニュース 沼田 亨
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スタート/ゴール地点となる汐留西公園に集まった、第18回コッパ ディ東京2024の参加車両。
スタート/ゴール地点となる汐留西公園に集まった、第18回コッパ ディ東京2024の参加車両。拡大

2024年11月23日、勤労感謝の日の恒例となっているクラシックカーイベント「第18回コッパ ディ東京2024」が開催された。

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今回の参加車両中、最もギャラリーの注目を集めた1968年「バンディーニ1300サロンチーノ」。スポーツクーペとのことだがレーシングカーにしか見えない。
今回の参加車両中、最もギャラリーの注目を集めた1968年「バンディーニ1300サロンチーノ」。スポーツクーペとのことだがレーシングカーにしか見えない。拡大
午前9時30分、カーナンバー順にスタート! 1番は1926年「ブガッティT13ブレシア」。
午前9時30分、カーナンバー順にスタート! 1番は1926年「ブガッティT13ブレシア」。拡大
汐留西公園の裏手にあるJRの線路沿いの道を行く、これも今回の注目モデルである1927年「ベントレー4-1/2リッター オールド・マザー・ガン」。1928年のルマン24時間で優勝したマシンで、日本を代表するロールス・ロイス/ベントレーのエキスパートであるオーナーの涌井清春さんがドライブ。
汐留西公園の裏手にあるJRの線路沿いの道を行く、これも今回の注目モデルである1927年「ベントレー4-1/2リッター オールド・マザー・ガン」。1928年のルマン24時間で優勝したマシンで、日本を代表するロールス・ロイス/ベントレーのエキスパートであるオーナーの涌井清春さんがドライブ。拡大
国会議事堂から桜田門方面に向かう参加車両。1960年「メッサーシュミットKR200」に1960年「ハインケル・トロージャン200」などが続く。
国会議事堂から桜田門方面に向かう参加車両。1960年「メッサーシュミットKR200」に1960年「ハインケル・トロージャン200」などが続く。拡大

このイベントは、晩秋の都内を設定ルートに沿ってクラシックカーで巡り、PC競技(例えば20mを5秒で、30mを6秒で走行といったふうに、決められた区間を指定時間にいかに近く走れるかを100分の1秒単位で競う)を行って走りの正確さを競うラリーだ。

首都圏では随一の希少なモデルが集まるイベントとしても知られるが、スタート/ゴール地点である東京・港区東新橋 汐留シオサイト5区イタリア街の汐留西公園には、“ゼロカー”ことカーナンバー0の先行車を含めて109台のクラシックカーが集合した。

汐留西公園をスタートしたラリー参加車両は、出発直後にPC競技を行い、日比谷や九段を経て最初のチェックポイントである神田明神で交通安全のおはらいを受けた。その後に上野、浅草を通って2つ目のチェックポイントである柳橋へ。両国橋を渡ってから南下し、築地を経由して青山方面に向かい、国会議事堂の前を通って3つ目のチェックポイントはアルヴィスの霞が関ショールーム。そこから東京タワー周辺を経て、汐留西公園へと、全長約42kmの道のりを走り切った。

雨にたたられることが少なくないコッパ ディ東京だが、今回は幸い絶好のイベント日和に恵まれたうえ、たくさんのギャラリーが訪れ大盛況だった。

(文=沼田 亨、写真=沼田 亨、コッパ ディ東京 実行委員会)

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