「メルセデス・ベンツAクラス セダン」の集大成となる最終特別仕様車が登場
2025.05.29 自動車ニュース![]() |
メルセデス・ベンツ日本は2025年5月29日、「メルセデス・ベンツAクラス セダン」の最終モデルとなる特別仕様車「Aクラス セダン ファイナルエディション」を設定し、同日、販売を開始した。
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現行型のAクラス セダンは、「Aクラス」や「Bクラス」と同じ前輪駆動プラットフォームをベースにしたブランド初のコンパクトセダンをうたい、2019年7月に上陸。2023年7月にはマイナーチェンジモデルが発売された。
今回登場したAクラス セダン ファイナルエディションは、「Aクラス セダンの集大成として、最後を飾るにふさわしいスタイリッシュなデザインと充実の装備を備えながら、魅力的な価格を実現したモデル」と紹介される。
エクステリアでは、従来のAクラス セダンでは有償オプションとされていた「AMGラインパッケージ」に含まれる「AMGライン」を標準装備とし、スターパターンをちりばめたデザインのフロントグリルや、開口部の大きなエアインテーク、「18インチAMGアルミホイール」などが備わる。Aクラス セダンとしては初となる「ナイトパッケージ」の採用も特徴のひとつで、フロントグリル中央のスリーポインテッドスターマーク外縁部や、フロントおよびリアバンパー下部がハイグロスブラック仕上げとなるほか、サイドミラーカバーやウィンドウフレームもブラックで統一。ハイグロスブラック仕上げのテールパイプトリムと、ブラックのサイドシルトリムも追加採用されている。
全6色の展開となるボディーカラーには、メルセデス・ベンツのコンパクトモデルとしては初めて「MANUFAKTURアルペングレー(ソリッド)」を有償オプションとして設定している。
インテリアは手入れが容易で本革のような質感を味わえる合成皮革の「レザーARTICO/MICROCUTブラック(グレーステッチ)」と、シートステッチのカラーに合わせた「グレーシートベルト」を標準装備とし、特別感が演出されている。従来モデルで有償オプションとされた「AMGラインパッケージ」に含まれる「本革巻きスポーツステアリング(ナッパレザー)」と「スポーツシート」が標準で装備されるのもAクラス セダン ファイナルエディションのセリングポイントだ。
ラインナップは最高出力136PSの1.3リッター直4ガソリンターボを搭載する「A180ファイナルエディション」と、同150PSの2リッター直4ディーゼルターボを搭載する「A200dファイナルエディション」の2モデル。価格は前者が525万円、後者が598万円。
(webCG)