トヨタ:iQいろいろ カローラのレーシングカーも【東京オートサロン09】
2009.01.09 自動車ニュース【東京オートサロン09】トヨタ:iQいろいろ カローラのレーシングカーも
トヨタ自動車は、2009年1月9日から開催される「東京オートサロン2009 with NAPAC」に、iQのコンセプトカーをはじめ、ミニバン、レーシングカーなど計16台のクルマを出展した。
■主役はやっぱりiQ
カスタマイズカーの祭典、オートサロン。今年のトヨタで目立ったのは、日本カー・オブ・ザ・イヤー2008-2009を獲得したコンパクトカー「iQ」だ。
販売店で購入できるオプションで飾った「iQ MODELISTA “MAXI”&“MIXTURE”」や、オーバーフェンダー等専用パーツでスポーツフィーリングを表現したという「iQ WHITE FALCON MODELLISTA Concept」など、計5台が出展された。
なかでも注目なのは、ミュージシャン、アーティストとして活躍するVERBAL氏と共同で開発した「iQ×VERBALコラボカー」。ドライバーの個性を生かせるようにと、インテリアは隅々まで白一色で統一され、対するエクステリアにはクロームメッキが施された。
デザインを手がけたVERBAL氏も会場に姿を見せ、「(クロームの外装は)意外なほど周りの景色に溶け込んでくれる」とご満悦。ドライブパートナーとして登壇したタレントの川村ゆきえさんも「イルミネーションが綺麗な場所や、真っ白な雪景色のなかを走ってみたいです」とお気に入りの様子だった。
ほか、人気グループEXILEのリーダーHIROも、「ヴェルファイア」をベースに、カスタマイズモデル「HIRO Produce Goods “DREAM CAR”」をプロデュース。こちらは、車内後半に26インチモニターや冷蔵庫をしつらえたリムジン仕様になっている。
■戦う、カローラ
今回のショーでは、新型のレーシングカーも発表された。ベースとなるのは、トヨタ車の代名詞たるセダン「カローラ(アクシオ)」。2009年からSUPER GT選手権のGT300クラスに参戦する。
マシンを手がけたレーシングチーム「apr」の金曽裕人監督は、「みなさんご存知ないかも知れませんが……」と前置きしたうえで、「カローラは、ガラスの傾斜やトランクの高さなど、実はとてもレーシングカー向きなんです」と、その素性のよさには太鼓判。ドライバーは未発表ながら、今シーズンはニューマシンで勝利を狙っていくと意気込みを見せた。
ほか、会場には、アメリカのNASCARを戦う「カムリ」やF1マシンなどの姿も。コンセプトカーからレーシングカーまで、幅広いジャンルのクルマたちがブースに彩りを添えた。
(webCG 関)
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