■【出展車紹介】「ダイハツ・タント/タントカスタム」キープコンセプトながら確実に進化
2003年の東京モーターショーで参考出品され、後に市販。今やムーブ、ミラとならぶダイハツの主力モデルに成長したタント。そのニューモデルが参考出品される。
■これぞ究極のスペース効率
軽自動車の限られたサイズの中で究極のスペース効率を追求し、超トール軽(?)とでもいうべき新しいジャンルを開拓した「タント」が、2代目となるニューモデルとなり市販予定車としてダイハツブースに並べられる。初代のコンセプトを受け継ぎ、究極のスペース効率を実現したと謳われる。
現行モデルでも充分以上の広さを感じさせる室内空間が新型ではさらに拡大され、軽自動車最大(ダイハツ調べ)を誇る。さらに軽自動車初のセンターピラーレス(左側のみ)とスライドドアを組み合わせることで実現した、ワイドな開口部も特徴。乗り降りや大きな荷物の積み降ろしなど、利便性が増した。
ボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1750mm、ホイールベースは2490mm。現行モデルよりも25mm背が高く、ホイールベースが50mm長い。これらが室内空間の拡大に大きく寄与し、室内長は+150mmの2150mm、室内高は+25mmの1355mmを確保した。ちなみにこの室内長はレクサスLS460と同じ、室内高は170mm上回るサイズである。実に広い。軽なのに。
タントのエクステリアデザインは基本的に初代のイメージを残したもの。一方インテリアは一新され、軽自動車で初めてフローリングフロアが設定された。
タントカスタムは、現行モデル同様、親しみやすいデザインのタントとキャラクターがハッキリ分けられた。開発コンセプトは「ゴージャス&グレート クルーザー」。ゴージャスかどうかはさておき、新オトコ・タントというべきスタイルだ。4灯のヘッドランプが特徴的。
今回のモーターショーでは、スズキから、まさにタント対抗車種といえる「パレット」が出品される。正式デビューを前にした両車を、会場で見比べてみるのも一興だろう。
(ks)
-
NEW
2025-2026 Winter webCGタイヤセレクション
2025.10.202025-2026 Winter webCGタイヤセレクション<AD>2025-2026 Winterシーズンに注目のタイヤをwebCGが独自にリポート。一年を通して履き替えいらずのオールシーズンタイヤか、それともスノー/アイス性能に磨きをかけ、より進化したスタッドレスタイヤか。最新ラインナップを詳しく紹介する。 -
NEW
進化したオールシーズンタイヤ「N-BLUE 4Season 2」の走りを体感
2025.10.202025-2026 Winter webCGタイヤセレクション<AD>欧州・北米に続き、ネクセンの最新オールシーズンタイヤ「N-BLUE 4Season 2(エヌブルー4シーズン2)」が日本にも上陸。進化したその性能は、いかなるものなのか。「ルノー・カングー」に装着したオーナーのロングドライブに同行し、リアルな評価を聞いた。 -
NEW
ウインターライフが変わる・広がる ダンロップ「シンクロウェザー」の真価
2025.10.202025-2026 Winter webCGタイヤセレクション<AD>あらゆる路面にシンクロし、四季を通して高い性能を発揮する、ダンロップのオールシーズンタイヤ「シンクロウェザー」。そのウインター性能はどれほどのものか? 横浜、河口湖、八ヶ岳の3拠点生活を送る自動車ヘビーユーザーが、冬の八ヶ岳でその真価に触れた。 -
NEW
第321回:私の名前を覚えていますか
2025.10.20カーマニア人間国宝への道清水草一の話題の連載。24年ぶりに復活したホンダの新型「プレリュード」がリバイバルヒットを飛ばすなか、その陰でひっそりと消えていく2ドアクーペがある。今回はスペシャリティークーペについて、カーマニア的に考察した。 -
NEW
トヨタ車はすべて“この顔”に!? 新定番「ハンマーヘッドデザイン」を考える
2025.10.20デイリーコラム“ハンマーヘッド”と呼ばれる特徴的なフロントデザインのトヨタ車が増えている。どうしてこのカタチが選ばれたのか? いずれはトヨタの全車種がこの顔になってしまうのか? 衝撃を受けた識者が、新たな定番デザインについて語る! -
NEW
BMW 525LiエクスクルーシブMスポーツ(FR/8AT)【試乗記】
2025.10.20試乗記「BMW 525LiエクスクルーシブMスポーツ」と聞いて「ほほう」と思われた方はかなりのカーマニアに違いない。その正体は「5シリーズ セダン」のロングホイールベースモデル。ニッチなこと極まりない商品なのだ。期待と不安の両方を胸にドライブした。