【東京モーターショー2003】ルノー「新型メガーヌ&カングーで6000台を目指す」
2003.10.22 自動車ニュース【東京モーターショー2003】ルノー「新型メガーヌ&カングーで6000台を目指す」
「第37回東京モーターショー」が、2003年10月22日のプレスデイで幕を開けた。初日、カルロス・ゴーンが日産ブースで熱弁をふるった直後に行われたルノーのプレスカンファレンスでは、日本語でスピーチを行ったルノージャポンのアラン・レーマン社長が、期待の新型「メガーヌ」などを発表した。
■今後は、新型「メガーヌ」と「カングー」の2台が柱
2002年の欧州市場で年間販売台数ナンバーワン(乗用車・軽商用車両部門)に輝いたルノー。SUVとスポーツタイプの2バリエーションを展開するコンセプトカー「Be Bop」(ビーバップ)を押し退けて(!?)ブースでメインを張るのが、2004年1月10日に日本で発売される新型「メガーヌ」だった。
クリフカットと見まがうばかりの個性的なCピラーを特徴とする、「design for the driver」をコンセプトとしたハッチバックは、2003年の欧州カー・オブ・ザ・イヤー受賞車。先代同様、ひとつのプラットフォームで様々なバリエーションを派生させ、新型は3&5ドアハッチ、ミニバン「セニック」、オープン「クーペカブリオレ」、4ドアセダン、ワゴン、3列7人乗り「グランドセニック」と、計7車種を揃える。
ブースに飾られるのは、20秒で開くことのできる電動格納式ハードトップを載せた4座オープン「クーペカブリオレ」と、225psを発する2リッターエンジン搭載のスポーツバージョン「ルノースポール」、そして5ドアハッチの3台。このうち、来春わが国にやってくるのは、5ドアハッチのみのとなる。1.6、2リッターとその上級の3グレード構成で、220.0万円からのプライスタグを付ける。
車両の説明を終え、ルノージャポンのレーマン社長は、日本市場における今後の販売戦略を明らかにした。
「退屈へのレジスタンス」をキャッチフレーズに、ニューメガーヌ、そして2002年から日本で販売されているマルチパーパスカー「カングー」のコンパクトな2台を主役に据え、「2006年までに販売台数6000台」という目標を掲げる。2002年度の販売台数はおよそ2500台。ヨーロッパでの勢いにのって、3年で倍以上の成長を遂げたいと意気込みを見せる。
(webCG 有吉)
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