トヨタ、ハイブリッド車のレンタカーを充実
2012.03.26 自動車ニューストヨタレンタカーに「ハイブリッドクラス」を新設し、ラインナップを充実
トヨタ自動車は2012年3月26日、全国63社・約1200店舗のトヨタレンタリース店において、2012年4月1日に新たに「ハイブリッドクラス(HVクラス)」を設定するとともに、9年ぶりに価格を改定すると発表した。
トヨタレンタリースは、これまでハイブリッド車と通常のガソリン車をひとくくりにして、車格(サイズと排気量)によるクラス分けを行っていたが、新たにハイブリッド車専用のクラスを展開する。またこれまで「プリウス」の1.5リッター車/1.8リッター車のみだったハイブリッド車のラインナップに、「アクア」、「プリウスα」、「SAI」、「カムリ」を追加する。
新しい料金形態では、ハイブリッド車は、「HV1クラス」(アクア、プリウスの1.5リッター車)、「HV2クラス」(プリウスの1.8リッター車、プリウスαの5人乗り車)、「HV3クラス」(SAI、カムリ、プリウスαの7人乗り車)の3クラスに、その他のガソリン車は「P1」〜「P5」の5クラスに分けられる。
基本料金は、これまでプリウスの1.5リッター車が24時間で9450円だったのが、新たに8925円に設定されるなど、一部モデルで値下げされる。
また従来は、利用者が返却時に燃料を満タン状態にする必要があったが、新たにハイブリッド車では、メーターディスプレイに表示される燃費をもとに燃料代を算出することで、返却時の給油が不要となるサービスが開始される。
(webCG 曽宮)