“クルマ旅”推進イベント「カートラジャパン2018」の会場から
2018.09.28 画像・写真千葉県の幕張メッセで2018年9月28日に幕を開けた「カートラジャパン2018」(会期:2018年9月28~30日)は、「クルマといっしょに旅しよう」を合言葉に“クルマ旅”の楽しさを提案するイベントだ。会場には、キャンプや車中泊を意識したカスタマイズカーをはじめ、ユニークな車両がずらり。その模様を写真で紹介する。
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1/26「カートラジャパン2018」の会場の様子。“クルマ旅”の推進をテーマに掲げるイベントとあって、キャンピングカーやテントが多く目につく。ペット同伴のクルマ旅も意識されており、ブース全体の4分の1は犬猫(主に犬)関連用品の展示が占める。
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2/26入場者を出迎える、個性的なカスタマイズモデル。「スズキ・ジムニー」をベースに、キャタピラーやルーフテントが装着されている。
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3/26前出「スズキ・ジムニー」のキャタピラー部。
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4/26アメリカのGMC製バスを思わせるルックスの「スズキ・エブリィ」。神奈川県相模原市のブローが製作した。
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5/26前出「スズキ・エブリィ」のインテリア。フルフラットベッドにもなるマットは、ツイード生地で仕立てられている。
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6/26こちらは「車中泊」ならぬ、軽トラックの「荷台泊」を提案する展示。カーファクトリーターボー(青森県つがる市)が「ダイハツ・ハイゼット」をベースに作った「バグトラック」で、荷台にほろを付け、そのままテントとしているのがミソ。
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7/26「バグトラック」の室内。車両の荷台の上にすでにテントが張られているわけで、キャンプ場などでテントを設営する手間がない。「小型テントをザックで背負って好きな場所で野営するように、もっと気軽に自然と一体化したい」がコンセプトとされている。
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8/26会場には、大型のテントやドームハウスも展示され、快適なアウトドアライフが提案されていた。写真手前は「オアシスドーム」と呼ばれる4人用の製品で、価格は172万8000円。
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9/26まさに“走る家”という様相の「ダットサン・キャブライト」(1960年)。クルマ屋ではなく大工さんがカスタマイズしたもので、付いたあだ名は“とんがりトラック”。
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10/26“とんがりトラック”のインテリア。リビングというほかない。
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11/26クラシカルなムードが魅力の「フォルクスワーゲン・タイプ2」も数台が展示された。
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12/261967年式「フォルクスワーゲン・タイプ2」。カートラベルを前提とした作りこみに、思わずため息。
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13/26こちらはトレーラータイプのドイツ製キャンピングカー「ハイマー・エリバ パン」(1977年)。古いフォルクスワーゲンとセット販売されることも多いという。
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14/26「ハイマー・エリバ パン」の室内。テーブルやソファはもちろん、ガスコンロやシンク、クローゼットも備わっている。ちなみに価格は221万4000円。
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15/26これは、クルマ旅の出先で楽しむための、足漕(こ)ぎカヤック。シートに掛けて、自転車のようにペダルを回すと、船体下部のフィンが稼働して推進力が得られる仕組みだ。写真のような1人乗りのものは、30~40万円が相場となっている。
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16/26トヨタモデリスタのブースには、オリジナルアイテムでカスタマイズされたトヨタの「ハイエース」(写真)や「シエンタ」が展示された。
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17/26前出「トヨタ・ハイエース」の室内。ヘッドキットは20万0571円で、天井に取り付けられたオーバーヘッドコンソールは13万5000円。
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18/26こちらは、「スズキ・ジムニー」のカスタマイズを得意とするN's STAGEのブース。早くも新型「ジムニーシエラ」のカスタマイズモデルが展示されていた。
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19/26マットガンメタリックのボディーカラーで個性を主張する、N's STAGEの「ジムニーシエラ」。ランプ類も変更されている。
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20/26この巨大なトレーラーは、メルセデス・ベンツのもの。写真右の「スプリンター」(630万円)をベースにカスタマイズを施し、高級キャンピングカー「エアストリーム インターステート」(1590万円)として仕立てられている。
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21/26前出「エアストリーム インターステート」のインテリア。高級キャンピングカーにふさわしく、近代的な照明や冷蔵庫、電磁調理器具などが備わる。
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22/26「レンジローバー」をすっぽりと覆っているのは、「TEPUI(テプイ)」と呼ばれるルーフトップ型テント。写真奥に見えるグレーのパッケージが収納時のもので、これをクルマのルーフに載せた状態から展開すると、ご覧のとおりベージュの大きなテント(3人用)が組みあがる。
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23/26別の角度から見た「テプイ」。ルーフトップテントのメリットとしては、「設営が簡単なこと」と、(地面から離れているため)「猛獣に襲われにくいこと」が挙げられるという。
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24/26「カートラジャパン2018」の会場では、セグウェイの電動スケート「ドリフトW1」の発表会も開かれた。これは「電動式のローラースケート」とでもいうべき遊具で、国内では2018年10月中旬から5万9400円で販売される。
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25/26「カートラジャパン2018」のオープニングセレモニーでのひとこま。日本カートラベル推進協会の田嶋伸博会長(写真)は、「家族やペットと出掛けられるカートラベルのすばらしさを全国に発信していきたい」とあいさつする一方、「近年、クルマを使った旅行者のマナー違反も問題になっている。そうしたマナーに関する啓蒙(けいもう)活動にも取り組んでいきたい」などとコメントした。
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26/26こちらは、“カートラアンバサダー”に就任したタレントの照英氏。「今日は、会場を見て回ってテンション上がりっぱなし! やはり、大人になっても遊び心は忘れちゃいけないなと思いました」などと、終始笑顔だった。