【F1 2023】第17戦日本GPでフェルスタッペン今季13勝目、レッドブルはタイトル獲得
2023.09.24 自動車ニュースF1世界選手権第17戦日本GP決勝が、2023年9月24日、三重県の鈴鹿サーキット(5.807km)を53周して行われた。
前戦シンガポールGPで完敗を喫したレッドブル・ホンダRBPTのマックス・フェルスタッペンが、ホンダの地元で完璧な復活を遂げ、2年連続でポール・トゥ・ウィンを達成。ファステストラップも記録し、今シーズン13勝目、通算48勝目を挙げた。またレッドブルは2年連続、6度目の栄冠を勝ち取った。
2位はマクラーレン・メルセデスのランド・ノリス。予選でルーキーのチームメイト、オスカー・ピアストリに負けて悔しい3位となるも、レースではスタートで2位に上昇。ライバルのメルセデスが1ストップ作戦という賭けに出るも動じなかった。今季4度目の2位表彰台となった。
3位はマクラーレンのピアストリだった。キャリア初のフロントローから初めてのポディウムフィニッシュ。日本GPで最多9勝を誇るマクラーレンが2-3フィニッシュを遂げた。
ポディウムには届かなかったものの、赤と黒のマシンはともにしのぎを削った。赤のフェラーリはシャルル・ルクレール4位、カルロス・サインツJr.は6位でフィニッシュ。一方で黒のメルセデスはルイス・ハミルトンが5位、1ストップに賭けたジョージ・ラッセルはずるずると後退し7位だった。
アストンマーティン・メルセデスのフェルナンド・アロンソが8位でゴール。そしてアルピーヌ・ルノーはエステバン・オコン9位、ピエール・ガスリー10位とダブル入賞でレースを終えた。
以下、11位リアム・ローソン(アルファタウリ・ホンダRBPT)、12位角田裕毅(アルファタウリ)、13位ジョウ・グアンユー(アルファ・ロメオ・フェラーリ)、14位ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース・フェラーリ)、15位ケビン・マグヌッセン(ハース)が完走した。
ドライバーズチャンピオンシップは、1位フェルスタッペン400点、今回リタイアした2位セルジオ・ペレスは223点、3位ハミルトン190点、4位アロンソ174点、5位サインツJr.150点といった上位の顔ぶれとなる。
コンストラクターズチャンピオンとなったレッドブルは623点。2位メルセデス305点と3位フェラーリ285点の2位をかけた戦いは続いている。4位はアストンマーティンで221点。5位マクラーレンは172点を集めている。
(文=bg)