BMWが高性能ステーションワゴン「M3 CSツーリング」を30台限定で発売
2025.07.03 自動車ニュース![]() |
BMWジャパンは2025年7月1日、高性能ステーションワゴン「BMW M3 CSツーリング」を台数30台の限定で導入し、同年7月13日までの期間で注文受け付けを行うと発表した。納車開始は同年11月以降を予定している。
BMW M3 CSツーリングは、「M3コンペティションM xDriveツーリング」をベースに、約20kgの軽量化と約20PSの出力向上を実現したハイパフォーマンスモデル。モデル名のCSは、「Competition Sport(コンペティションスポーツ)」の略である。
ボンネットにCFRP(炭素繊維強化プラスチック)を用いて軽量化を図り、さらにキドニーグリルやエアインレット、ドアミラーキャップ、ディフューザーなどにもCFRPを使用。ヘッドランプ点灯時にデイタイムランニングライトがイエローで発光する機能を備えたアダプティブLEDヘッドライトが装備され、テールゲートなどに付くブラックをベースとしたモデルバッジにはレッドのアクセントが入っている。
インテリアにおいては、センターマーク付きの「Mアルカンターラステアリング」「Mカーボンファイバートリム」「専用CFRP製センターコンソール」などを採用し、前席には「Mカーボンバケットシート」が備わる。レーシングシーンをほうふつさせるデザインが印象的である一方で、リアシートには大人3人が座れるスペースを確保。日常使いでの優位性も兼ね備えたと紹介される。
パワートレインは、M3コンペティションM xDriveツーリングに搭載される3リッター直6ツインターボエンジンをベースに、ブーストアップなどの専用チューニングを実施。最高出力を約20PS向上させた550PSとし、さらに軽量化の実現により0-100km/h加速は3.5秒をうたう。
シャシーは路面追従性やキャンバー強度の向上、ダンパーのレスポンスアップを図るために、ボールジョイント部分を4カ所増加させ、計14カ所としている。エンジンマウントやギアボックスのベアリング強化や、専用サスペンションと専用スタビライザーの採用、さらなる低重心化も実施されている。「レッドハイグロス」仕上げの「Mカーボンセラミックブレーキ」が標準で装備されるのも同モデルの特徴だ。
価格は2098万円。
(webCG)
関連キーワード:
M3ツーリング,
BMW,
ハイパフォーマンスカー,
Mモデル,
ステーションワゴン, 自動車ニュース