ブリヂストンが「アレンザLX200」を発表 プレミアムSUV向けの新タイヤ

2025.12.16 自動車ニュース webCG 編集部
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ブリヂストン・アレンザLX200
ブリヂストン・アレンザLX200拡大

ブリヂストンは2025年12月16日、SUV向けタイヤの新製品「アレンザLX200」を、2026年2月1日より順次発売すると発表した。

 
ブリヂストンが「アレンザLX200」を発表 プレミアムSUV向けの新タイヤの画像拡大
 
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ブリヂストンが「アレンザLX200」を発表 プレミアムSUV向けの新タイヤの画像拡大
 
ブリヂストンが「アレンザLX200」を発表 プレミアムSUV向けの新タイヤの画像拡大

優れた性能に加えて環境負荷の低減も追求

ブリヂストン・アレンザLX200は、既存の「アレンザLX100」の後継を担うプレミアムSUV向けのコンフォートタイヤである。ブリヂストンの商品設計基盤技術「ENLITEN(エンライトン)」を用いることで、高い快適性と運動性能、環境性能を実現。上質なドライビング体験を提供するとしている。

具体的には、タイヤの構造・形状をより最適化するとともに、新デザインのトレッドパターンを採用。特に前者については、新たに「LX-tech Comfort設計」を用いることで、アレンザLX100の強みだった小さな振動の吸収性をさらに高めたうえで、凹凸を乗り越える際の大きな衝撃も吸収し、より上質な乗り心地を実現したという。またコーナリング時の車両の揺れを小さく抑え、プレミアムSUVに求められる高いハンドリング性能とふらつきにくさも追求。ロードノイズに関しても、振動入力の低減により、荒れたアスファルトでのロードノイズを従来品より16%低減させている。

ウエット性能の向上も図っており、「アクアパウダー」とウエット向上剤を用いた「LX Aqua Techゴム」の投入により、雨天でもより安全で安心感のあるハンドリングおよびブレーキ性能を実現しているという。特にウエットブレーキ性能については、従来品比で15%制動距離が短縮。タイヤラベリング制度におけるウエットグリップ性能の評価は、全サイズで4段階中最高評価の「a」を獲得している。

省燃費性能においても、ゴムの配合技術の進化や、軽量化、接地形状の最適化により、転がり抵抗を従来品より18%低減。軽量化による省資源化に加え、再生資源や再生可能資源の積極的な採用により、生産段階における環境負荷の低減も図っている。

デザイン面での質感の高さも特徴とされており、サイド面には文字や模様をより黒く際立たせる微細加工技術「LUXBLACK」を広範囲に適用。「ALENZA」のブランドロゴなどを明瞭なコントラストで表現している。

サイズは16インチから21インチまでの23種類。価格は2万4200円から9万1740円となっている。

(webCG)