【F1 2026】第7戦バルセロナ・カタルーニャGPでハミルトンがフェラーリ移籍後初優勝

2026.06.15 自動車ニュース bg
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F1世界選手権第7戦バルセロナ・カタルーニャGP決勝が、2026年6月14日、スペインのサーキット・デ・バルセロナ・カタルーニャ(4.657km)を66周して行われた。

今季は新レギュレーションでエネルギーマネジメントが話題の中心だったが、バルセロナではタイヤマネジメントに注目が集まった。気温31度、路面温度は50度超という暑さに加え、昨季より一つやわらかいコンパウンドのタイヤが持ち込まれたため、デグラデーション(タイヤの性能低下)が顕著になったのだ。

2ストップで走り切る選択をしたのは、今季これまで全勝していたメルセデス勢。一方で、鉄壁のシルバーアローに3ストップで勝負を挑んだのは、フェラーリのルイス・ハミルトンだった。

レースは40周を過ぎ、2度目のタイヤ交換を済ませたメルセデスの2台の前には、もう1回ピットに入らなければならなかった暫定首位のハミルトンが走っていた。そんな折、アストンマーティン・ホンダのフェルナンド・アロンソがコース脇にストップしたことでバーチャルセーフティーカーが出ると、ハミルトンはトップを失うことなくタイヤを交換。再開後には2位以下をぐんぐんと引き離し、久々の勝利に歓喜したのだった。

フェラーリ移籍後2年目のハミルトンにとって、赤いマシンでの初優勝。今年41歳となった史上最多勝ドライバーは、2024年ベルギーGP以来、41戦ぶりに表彰台の頂点に立ち、通算勝利数を「106」に伸ばした。フェラーリにとっても2024年のメキシコシティGP以来となる久々の優勝となった。

2位はメルセデスのジョージ・ラッセルだった。過去2戦は不運続きで無得点に終わっていたが、メルセデス移籍後100戦目の節目となった今回、予選で今シーズン3回目、通算10回目のポールポジションを獲得すると、レースではスタートから首位を力走するなど復活を印象づけた。終盤ハミルトンに逃げられ、また前戦モナコGPまで5連勝中だった僚友アンドレア・キミ・アントネッリにもかわされたものの、チームメイトのマシンにトラブルが起きたことで2位でゴールすることとなった。

3位にはマクラーレン・メルセデスのランド・ノリスが入った。2回目のプラクティスで1位となるなど好調な滑り出しを見せたものの、予選ではメルセデスとハミルトンに前を取られ4位。レースではアントネッリの脱落にも助けられ表彰台にあがることができた。なお表彰台の3人全員がイギリス人となったのは1968年アメリカGP以来となる。

レッドブル・レッドブル・フォードは、マックス・フェルスタッペンが予選5位から4位フィニッシュ、アイザック・ハジャーは6番グリッドからスタートで大きく後退するも結果的に6位でレースを終えた。マクラーレンのもう1台、オスカー・ピアストリは5位だった。

ピエール・ガスリー7位、フランコ・コラピント8位とアルピーヌ・メルセデスがタンデムで入賞。リアム・ローソン9位、アービッド・リンドブラッド10位と、レーシングブルズ・レッドブル・フォードの2台が2戦連続でダブル得点を果たした。

以下、11位ガブリエル・ボルトレート(アウディ)、12位カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ・メルセデス)、13位エステバン・オコン(ハース・フェラーリ)、14位セルジオ・ペレス(キャデラック・フェラーリ)、15位シャルル・ルクレール(フェラーリ)、16位アントネッリ(メルセデス)、17位オリバー・ベアマン(ハース)が完走となった。

ドライバーズチャンピオンシップは、今季初めてノーポイントに終わった1位アントネッリが156点のまま。2位ハミルトンは115点で、アントネッリのリードは66点から41点となった。3位ラッセル106点、4位ルクレール75点、5位に上がったノリスは73点を集めている。

コンストラクターズチャンピオンシップは、1位メルセデス262点、2位フェラーリ190点、3位マクラーレン141点、4位レッドブル89点、5位アルピーヌ60点といった上位の顔ぶれとなる。

次の第8戦オーストリアGP決勝は、6月28日に行われる。

(文=bg)

ハミルトンの勝利は、2024年のベルギーGP以来、41戦ぶり。フェラーリにとっては2024年のメキシコシティGP以来の優勝となった。(Photo=Ferrari)
ハミルトンの勝利は、2024年のベルギーGP以来、41戦ぶり。フェラーリにとっては2024年のメキシコシティGP以来の優勝となった。(Photo=Ferrari)拡大

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