■スポーツカーのようにオフロードを疾走! 「日産カザーナ」
日産自動車は、第41回東京モーターショーに新ジャンルのコンセプトカー「QAZANA(カザーナ)」を出展する。
「カザーナ」は、今年3月のジュネーブショーでお披露目されたコンセプトモデル。日本では、今回の東京モーターショーが初公開の場となる。
エアロなボディとゴツゴツした足元の、一見ミスマッチとも思えるルックスこそ、カザーナのキモ。小型スポーツカーとオフロードカー、ふたつの要素を(融合ではなく)結合させた新しいクロスオーバーモデルを謳う。
ボディサイズは、全長×全幅×全高=4060×1780×1570mmと、かなりコンパクト。市販化されたあかつきには、既存の日産SUVの“さらに下”をカバーすることになるという。
センターコンソールにオートバイの燃料タンクやシートのイメージを採り入れるなど、インテリアデザインもまた斬新だが、リアシートへのアクセスが容易になるよう観音開きのドアを採用するなど、機能性も追及されているという。
走りのほうは、電子制御式の四輪駆動システムがサポート。いまどきのコンセプトカーらしく、燃費性能や排ガスへの配慮は抜かりない。
(webCG 関)
新着記事
-
NEW
ホンダ・シビック タイプRレーシングブラックパッケージ(前編)
2025.11.2ミスター・スバル 辰己英治の目利き長年にわたりスバル車の走りを鍛え、STIではモータースポーツにも携わってきた辰己英治氏。今回、彼が試乗するのは「ホンダ・シビック タイプR」だ。330PSものパワーを前輪駆動で御すハイパフォーマンスマシンの走りを、氏はどう評するのか? -
これがおすすめ! 東4ホールの展示:ここが日本の最前線だ【ジャパンモビリティショー2025】
2025.11.1これがおすすめ!「ジャパンモビリティショー2025」でwebCGほったの心を奪ったのは、東4ホールの展示である。ずいぶんおおざっぱな“おすすめ”だが、そこにはホンダとスズキとカワサキという、身近なモビリティーメーカーが切り開く日本の未来が広がっているのだ。 -
第850回:10年後の未来を見に行こう! 「Tokyo Future Tour 2035」体験記
2025.11.1エディターから一言「ジャパンモビリティショー2025」の会場のなかでも、ひときわ異彩を放っているエリアといえば「Tokyo Future Tour 2035」だ。「2035年の未来を体験できる」という企画展示のなかでもおすすめのコーナーを、技術ジャーナリストの林 愛子氏がリポートする。 -
2025ワークスチューニンググループ合同試乗会(前編:STI/NISMO編)【試乗記】
2025.11.1試乗記メーカー系チューナーのNISMO、STI、TRD、無限が、合同で試乗会を開催! まずはSTIの用意した「スバルWRX S4」「S210」、次いでNISMOの「ノート オーラNISMO」と2013年型「日産GT-R」に試乗。ベクトルの大きく異なる、両ブランドの最新の取り組みに触れた。 -
小粒でも元気! 排気量の小さな名車特集
2025.11.1日刊!名車列伝自動車の環境性能を高めるべく、パワーユニットの電動化やダウンサイジングが進められています。では、過去にはどんな小排気量モデルがあったでしょうか? 往年の名車をチェックしてみましょう。 -
これがおすすめ! マツダ・ビジョンXコンパクト:未来の「マツダ2」に期待が高まる【ジャパンモビリティショー2025】
2025.10.31これがおすすめ!ジャパンモビリティショー2025でwebCG編集部の櫻井が注目したのは「マツダ・ビジョンXコンパクト」である。単なるコンセプトカーとしてみるのではなく、次期「マツダ2」のプレビューかも? と考えると、大いに期待したくなるのだ。
