■【会場リポート】トヨタのテーマは「Harmonious Drive 人と、地球と走る、あたらしい明日へ」
日本メーカーのトップを切ってプレスカンファレンスを行ったトヨタ。ステージにはテーマにそった4台のコンセプトカーが並んでいた。
■実用化も近い!? 4台のコンセプトカー
渡辺捷昭社長は前回の東京モーターショーで話題となった「PM」(パーソナル・モビリティ)の進化型である「i-REAL(アイリアル)」に乗って登場。「Harmonious Drive 人と、地球と走る、あたらしい明日へ」が今回のテーマであると述べた。
具体的には、「高効率なパッケージング」「高いエネルギー効率」「ドライバーの心身の健康」「これからのモビリティ社会像の提案」の4つが柱となる。
「高効率なパッケージング」を提案するモデルとしては、3mを切る全長でありながら大人3名が乗車できる「iQ CONCEPT」を提案。
「高いエネルギー効率」をテーマにしているのが「1/X」(エックス分の1)。炭素繊維強化プラスチック素材をボディに用いることで重量を420kgにまで軽減、プリウスの2倍の燃費を目指すという。車名は、重量を従来車種のX分の1にまで軽くするという狙いを表したもの。
「ドライバーの心身の健康」を考えたコンセプトモデルが「RiN」。すっと背筋を伸ばし“凜”とした姿勢で座れるシート、ドライバーの心理状態に応じた画像を流すディスプレイなどで、“心と体を健やかに保つ”という。
最後に、「これからのモビリティ社会像の提案」として、歩行者に優しいことを念頭に開発中の「i-REAL」を紹介。渡辺社長は実用化も近いとされるこのコンセプトカーで、ステージから退いた。
特に斬新な発表はなかったものの、絵に描いた餅ではなく実用化が近いと感じさせるテーマ/コンセプトが多いという印象。トヨタらしい、堅実さを感じた。
(文=サトータケシ)
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