■【出展車紹介】「トヨタHi-CT」一見ありえない組み合わせで、新しいかっこよさを
トヨタ自動車は次世代都市型スタンダードビークルとして、「Hi-CT」を出展する。“普通でないバランス”“あり得ない組み合わせ”など、若者の嗜好を反映したデザインという。
■不満解消商品ではなく、驚き創造商品
これまでの“かっこいい”とは違う、新しいスタイルのクルマを若者向けに提案するのが「Hi-CT(ハイシーティ)」。エクステリアデザインは動物をイメージしたものだが、チーターやヒョウなど駿足を誇る種類ではなく、ゴリラを意識したというあたりがそもそも奇抜。“ゴツカッコいい”スタイルを狙ったという。
Hi-CTの名は「Hi ride City Truck」の頭文字をとったもので、名前の由来を知れば、一見“トラクタヘッド”のようなフォルムにも納得がいく。とはいっても、実際にトレーラーを牽引するのではなく、これだけで完結させるという発想もユニークである。
サイズは全長3300×全幅1695×全高1780mmと軽自動車よりも短いにもかかわらず、キャビンには4人分のシートが用意される。パワートレインは外部からの充電が可能で、バッテリーに蓄積された電力のみである程度の航続距離が期待できる“プラグインハイブリッド”を搭載。バッテリーは床下に収納されるので、キャビンのスペースに影響を及ぼさないうえに、トールスタイルのこのクルマでは低重心化による安定した走行性能にも貢献するに違いない。
リヤには取り外し可能なトランクボックスが用意され、外してその部分に自転車など乗せることもできるし、テールゲートを開け、リヤシートを倒すとベンチとして使える。バッテリーの電力を利用したAC100Vのコンセントも用意され、遊びのベースステーションとして若者のニーズに応えてくれそうだ。
(文=生方聡)
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