■【出展車紹介】「トヨタ 1/X」車重420kg、超軽量の環境・安全コンセプトカー
「Harmonious Drive 人と、地球と走る、新しい明日へ。」をテーマとするトヨタ自動車は、9車種の参考出品をする。
コンセプトカー「1/X」は超軽量の、環境・安全コンセプトカーだ。
■コンセント充電、エタノールでも動く
“エックス分の1”というと、ミニチュアカーを思い浮かべるかもしれないが、このクルマはサイズこそ“1分の1”なのに、車両重量や燃料消費量を数分の1にダイエットすることで、クルマを取り巻く環境への影響を少なくしようという、いまの時代にマッチしたコンセプトカーだ。
「1/X」のボディは全長3900×全幅1620×全高1410mmと比較的小さいもので、それでもふつうは重量が1トンを軽く超えるところを、その2〜3分の1である420kgに抑えた。軽量化の秘訣はボディ素材にあり、ボディパネルや骨格に、軽量ながら高い剛性を持つカーボン素材(CFRP:カーボンファイバー強化プラスチック)を積極的に使って軽量化とボディの高剛性を両立。また、ピラーが細くできることから、広い視界を得ることに貢献している。
CO2削減のためにハイブリッドシステムを搭載。ガソリンとエタノールをどのような比率で混ぜても対応できる500ccのエンジンに、外部からの充電が可能で、モーターのみで走行できる距離が長い、話題の「プラグインハイブリッド」を採用している。パワーユニットはリアシート下に収めたミドシップのレイアウトで、短い全長にもかかわらず、大人4人がゆったり座れるキャビンを実現している。
その他、衝突時に歩行者保護性能を高めたボディに加えて、おだやかに光るヘッドランプや、雨の日の水はねを約5分の1に低減したタイヤなど、周囲に及ぼす影響を少なくするためのユニークな工夫が随所に盛り込まれている。
(文=生方聡)
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