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2013年3月のジュネーブショーで披露された「3シリーズ グランツーリスモ」。2リッター直4ターボ(320i/328i)のほか、3リッター直6ターボエンジン搭載車(335i)も用意される。ディーゼルモデルは日本には導入されない。
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インパネのデザインはセダンに準じる。ただしシートポジションが6cmも高められている。
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セダンと同様に、アイドリングストップ機構が標準で備わる。メーター間上部の点線表示は「車線逸脱警告システム」。試乗車には安全装備のセットオプション「イノベーション・パッケージ」(36万円)が装着されていた。
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フロントグリル(キドニーグリル)はセダンより幅広にデザインされている。ヘッドランプの形状もセダンとは異なっている。
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2リッター直4ターボエンジンは、「320iグランツーリスモ」では184psと27.5kgmに設定されている。JC08モード燃費は15.0km/リッター。
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試乗車は「モダン」ライン。クロスとレザーの混成シートが標準だが、試乗車にはオプションのレザーシート(19万9000円)が装着されていた。
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ホイールベースは、中国向けの「3シリーズセダン ロング」と同値の2920mm。ニールームは「3シリーズ ツーリング」と比較して約7cm拡大されている。
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ラゲッジルームは520リッター。リアシートをたたむと1600リッターまで拡大できる。(クリックするとシートが倒れる様子が見られます)
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ラゲッジフロア下にはちょっとした広さを持つ収納スペースが用意される。外したリアシェルフ(2分割式)を収納することもできる。フロアボードを支えるダンパーや、リアシート背もたれのリリース機構(ラゲッジルーム側面上部に設置)はオプション「ストレージ・パッケージ」(5万円)に含まれる。
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高い居住性と機能的なラゲッジスペースを備えながら、クーペを思わせるフォルムが自慢。Cd値は0.29。
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試乗車はオプションの19インチタイヤ(前後異サイズ)を装着していた。標準は前後同サイズの225/50R18。ホイールアーチの背後には、ホイールハウス内に流れ込んだ空気を放出する「エア・ブリーザー」が備わる。
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リアデッキ部には「アクティブ・リア・スポイラー」が備わる。「スポーツ」「モダン」「ラグジュアリー」の3種のデザインラインに加え、スポーティーさを強調した「Mスポーツ」仕様が設定される(納車は2013年秋の予定)。
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BMW 320iグランツーリスモ モダン
『BMW 320iグランツーリスモ モダン(FR/8AT)【試乗記】』の記事ページへ戻る